尾長鶏(おながどり)
  
 ニワトリの品種の一つ。長尾鶏(ちょうびけい)、長尾鳥(ながおどり)とも呼ばれます。オスの尾羽が極端に長くなるのが特徴で、そのためオナガドリと呼ばれるようになりました。高知県原産で、日本特別天然記念物に指定されています。明治時代に外国にも輸出され、世界的にも有名です。
 むかしから人目について、絵巻物やその他の模様などに用いられていますが、紋章では二羽睦みあっている形が一つしか見当たりません。
 使用家は、惟宗氏流の神尾氏だけです。神社の御簾に模様が見られることから、神社関係の家で吉祥として用いられたのでしょう。
 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

 

     

    

尾長鶏

    
    

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