(かすみ) 
  
 霞紋は、細かい水滴が空中を漂ため、遠景がぼんやりと見える現象を言う。カスミ、キリ。この模様は絵巻物や絵画模様にたくみに取り入れられ、美観に一段と陰影を添えている。家紋もそこから転化したものと思われる。しかも、単純化したアイデアはすばらしいといえます。
 青木氏、一宮、綱島、喜多しなどが使用。
 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

 
     

春霞

石持ち地抜き霞

中輪に総覗き霞

月に霞

     

 

富士山に霞

変わり富士山に霞

山に霞

霞に帆

 
    

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