合子に箸(ごうすにはし) 
  

 合子に箸とは珍しい紋だが、合子とは蓋付きの椀。椀と蓋が合うから合子という。子は添え字でお金を金子(きんす)というようなもの。それに二本の箸がついているのは、「椀に盛った食べ物をどうぞおあがりください」との意味。客へのもてなしに食べ物を供進することを表す。この紋は、箸が椀を表す円形の下にある場合と、右横に建てられている場合とある。
 使用家は、遠山、安木、蜷河、宮道氏。

 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

     

 

合子に箸

合子に箸

抜簾

引違抜簾

 
    

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