俎板(まないた)
  

 まな板の「まな」は魚の「真魚」のことで、もともとは魚を切るときに使う板を指しました。古くは、魚も野菜も食材は「な」と呼ばれていたために、それを区別するために接頭語の「真」が付けられました。それが「真魚」です。漢字の「俎板」「俎」は中国語からきたもので、古代中国では、供物を積み重ねてのせる台を「俎」と表した。
 戦国時代には、この紋が戦場に翻っていたといわれていますが、はっきりした形としては残っていません。

 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

 
     

まないたにまなはし

   

俎板に真魚箸

    
    

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