日本の色名には、固有の伝統的な色の名前が、数多くあります。どの色も、名前をきくだけで、不思議とイメージが浮かんできます。
美しさの微妙な違いを、的確にとらえ楽しむ、日本人の繊細な感覚を、それらの名前から知ることがでます。

  

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  檜皮色(ひわだいろ)
 

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桧皮色

16進表記【#7B4334
RGB((123, 67, 52)

  

【同類語】

ひはだいろ、樹皮色(きはだいろ)
木色(もくじき)

【由  来】

染色・樹皮
  



数奇屋建築において桧皮葺(ひわだぶき)という屋根を葺く技法がありますが、そのときに使われる檜(ひのき)の皮の色のような赤褐色がこの色です。かなり茶色に近い暗くて濃い紅色といえます。黒みがかった蘇芳(すおう)色とも表されます。

当初は檜の樹皮で染めた染色の色だったともいわれていましたが、一般には檜の樹皮のような黒ずんだ赤茶色を指す。古代より寺社の屋根などで使われた檜皮葦の色とされる。『貞丈雑記』には、蘇枋の黒みのある色と紹介されています。平安時代には既によく知られた色名だったようで、『源氏物語』には「ひはだいろの紙」や「ひはだいろの袴」などが登場します。襲の色目にも桧皮色があります。

平安時代ごろに広く利用された色であり、染色する際は蘇芳を鉄媒染で染める。比較的安価で手に入る色彩であったようです。『貞丈雑記』には、織色としての檜皮色も紹介しており、それによると、経糸が浅黄、緯糸を赤で織った織物の色とされる。

  
 
 

   
   

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きものは意外と柔軟性に富んでいます
帯だけでなく、帯〆や帯揚げ、かさね衿を変えるだけで、印象はおどろくほど変わります。
同じ色のきものなのに、明るく見えたり、おちついたり・・・・・・・。

着物を楽しむとき、いつもあたまを悩ませるのが、着物と帯や小物のコーディネート、というお話をよく耳にします。そんな時、むかし着物は普段着だったことを考え、自分なりのコーディネートでいいんだという思いにいたれば、お悩みは解決下も同然。そして、少しだけ色あわせになれてくれば、もっと楽しく着物が着れるようになるでしょう。

その日の気分や、お出かけの場所など、あなたのセンスのみせどころ・・・!?
でも、ちょっと自信のない方は、下の特集を参考にして、あなただけのコーディネートを
見つけてみてはいかが。
   
  

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  大人のピンク術 私に似合うピンクみつけた
   
 私ににあう自分色のピンクを見つけたい、大人のピンク。
   
   

【牡丹系の色】

  

牡丹系

ピンクの中でも最も存在感のある牡丹色。赤紫がにあうのは、大胆にして優雅さをそなえたタイプ。成熟した華やかさを漂わせ、色に負けない強さを秘めています。

帯揚げと帯の色

上が帯揚げ下が帯の色

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【薔薇系の色】

  

薔薇系

女性的な甘さと、男性的な活発さを両方持ったタイプ。周囲にも好感をもたれる方で、甘さを含んだ華やかな色が似合います。

上が帯揚げ下が帯の色

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【秋桜系の色】

  

秋桜系

秋桜色の中でも透明感のある色。楚々とした淡い色合いに似合う白い肌を持ち、爽やかな印象できものを着こなす品格をもった方です。

上が帯揚げ下が帯の色

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【秋桜系の色】

  

秋桜系

もう一つの秋桜色は、赤みを帯びた華やかさをもつ色です。素直で親しみやすく几帳面、優しい秋桜色で、常に周囲を和ませる方です。

上が帯揚げ下が帯の色

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【梅系の色】

  

梅系

一見、甘い色ですが、この色が似合うのはクールで理知的なタイプ。持ち前のさっぱりとした印象できれいを着こなします。

上が帯揚げ下が帯の色

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【桜系の色】

  

桜系

効率的に物事を運ぶ右脳派でありながら、目立つことは好まず控えめな印象を与えます。透明感のあるピンクを選んで、エレガントかつモダンな装いを。

上が帯揚げ下が帯の色

上が帯揚げ下が帯の色

 
   
 

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この記事は世界文化社 「婦人画報2007春」から引用しています