日本の伝統色 紅桔梗 (べにききょう)
 

【色表記】

16進表記【#744f97】
RGB(116, 79, 151)

【同類語】

 

【由  来】

色、色・花

【解  説】
紅桔梗

紅がかった桔梗色に用いられる。

  「顔に少しは紅桔梗の、前垂の紐、縄暖簾」
                 ──浄瑠璃・関取千両幟(1767)

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 花紫 (はなむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#392680】
RGB(57, 38, 128)

【同類語】

花色

【由  来】

織物、植物

【解  説】
花紫

藍染の花色の上ニ紅花で染重ねた、青味の紫色に用いられる。『男色大鑑』に「藤の丸の内に伊の字の御所を、花紫の大振袖につけて」とある。

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  日本の伝統色 楝色・棟色・樗色 (おうちいろ)
 

【色表記】

16進表記【#7a71a2】
RGB(122, 113, 162)

【同類語】

 

【由  来】

【解  説】
楝色・棟色・樗色

楝・樗は栴檀(せんだん)の古い呼び方であり、楝色はその花のような明るい紫色に後いられる。ただし楝は香木の栴檀とは別であり、センダン科の落葉高木で初夏に淡紫色の花を咲かせるが、その花の色から付けられた色名である。平安時代の襲(かさね)の色目では、「表・薄色、裏・青」または「表・紫、裏・薄紫」とあり、夏に用いる服色とされた。

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  日本の伝統色 中紫 (なかのむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#573e6d】
RGB(87, 62, 109)

【同類語】

 

【由  来】

抽象、色・植物

【解  説】
中紫

深紫と浅紫との中間の色である。紫を参照。

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  日本の伝統色 藤納戸・藤御納戸 (ふじ-お-なんど)
 

【色表記】

16進表記【#706caa】
RGB(112, 108, 170)

【同類語】

藤色納戸色

【由  来】

色・花、色・蔵

【解  説】
藤納戸

藤色味の納戸色、灰みがかった淡い青紫に用いられる。納戸色は江戸時代の代表的な青系の色名である。淡い青紫系の色に藤のつく色がいくつもある。藤色系の色は昔から好まれた色であった。

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  日本の伝統色 紅掛花色 (べにかけはないろ)
 

【色表記】

16進表記【#68699b】
RGB(104, 105, 155)

【同類語】

紅掛空色、紅掛納戸

【由  来】

染色、色・花

【解  説】
紅掛花色

花(縹)色の下染に紅を上掛けした、艶やかな青紫色に用いられる。『手鏡模様節用』には「紅かけ花いろ、古、薄ふたあい」とあり、『浮世風呂』にも出ている。この染色法は紅掛空色に類するが、それよりも濃く紫味が強い。他に紅掛納戸がある。紅掛空色を参照。

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  日本の伝統色 紫陽花青 (あじさいあお)
 

【色表記】

16進表記【#9093e0】
RGB(144, 147, 244)

【同類語】

Hydrangea Blue

【由  来】

花、色

【解  説】
紫陽花青

紫味の葵花の色に用いられる。アジサイの花は、いろいろな色に変化するが、一般に青を指す。アジサイの原種は日本産といわれるが、ヨーロッパで観賞用として改良され、色名は西洋で生まれ、逆に日本に伝えられた。

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  日本の伝統色 白藤色 (しらふじいろ)
 

【色表記】

16進表記【#dbd0e6】
RGB(219, 208, 230)

【同類語】

藤色

【由  来】

色、色・花

【解  説】
白藤色

ごく白に近い藤色、白藤の花のような、ごく淡い紫色に用いられる。

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  日本の伝統色 藤紫 (ふじむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#a59aca】
RGB(165, 154, 202)

【同類語】

紫藤

【由  来】

色・花、色・植物

【解  説】
藤紫

藤色を濃くした明るい青味の紫色に用いられる。藤紫の染色法は江戸後期に見えており、紫藤の色名も見えている。藤色は平安朝で愛用された色名であるが、未だに広く使われているのは藤色や菫(すみれ)色が隆盛した明治時代を経過したからだろう。藤紫は明治文化を代表する色名の一つで、樋口一葉から棗漱石にいたる明治文学のヒロインや、鏑木清方をはじめとする美人画のモデルの着物の色にこの色がよく使われている。

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  日本の伝統色 聴色・許色 (ゆるしいろ)

【色表記】

16進表記【#baa2c8】
RGB(186, 162, 200)

16進表記【#e1a9ab】
RGB(225, 169, 171)

【同類語】

一斤染

【由  来】

抽象

【解  説】
聴色・許色聴色・許色

紅花染による薄紅色か、または紫根染による薄紫に用いられる。『装束抄』に「仍深紫深紅ヲ禁色ト云。其浅キ色ハ制ノ限ニアラズ。ユルシ色ト云フ」とあるが、普通、一斤染のようなピンク系に使われる場合が多い。

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  日本の伝統色 青紫 (あおむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#674598】
RGB(103, 69, 152)

【同類語】

Violet(すみれ)

【由  来】

色 

【解  説】
青紫

青と紫の中間色調を表す基本色名に用いられる。また、平安時代の『栄華物語』にも用例がある伝統的な色名でもある。純粋な青い花はほとんどないといわれるが、紫色気味の青い花なら種類もかなり多く、英語ならバイオレットに、日本語だったら青紫という基本色名の範囲に入る花になる。

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  日本の伝統色 菖蒲色 (あやめいろ)
 

【色表記】

16進表記【#674196】
RGB(103, 65, 150)

【同類語】

菖蒲色(しょうぶいろ)、杜若(かきつばた)

【由  来】

【解  説】
菖蒲色

アヤメ、ハナショウブの花のような色、冴えた赤味の紫色に用いられる。アヤメはアヤメ科の植物で、その名は花に文目があるという説もあり、初夏に紫や白などの花を開く。あやめ色はその紫の色に因むもの。平安朝の襲(かさね)の色目にアヤメ、ショウブなどの名があり、端午の節句の朝服の色に用いられたというが、現在いわれるショウブはサトイモ科の多年草で、まったく別種の植物である。ただし、杜若はアヤメ科の花である。あやめ色の染色が行われるのは後世のことである。

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  日本の伝統色 竜胆色 (りんどういろ)
 

【色表記】

16進表記【#9079ad】
RGB(144, 121, 173)

【同類語】

Gentian Blue

【由  来】

【解  説】
竜胆色

竜胆の花のよな、ややくすんだ青紫色に用いられる。桔梗とともに、日本の秋を飾る青紫の花だが、色のわずかな違いでもそれぞれの色名に取り上げている。襲(かさね)の色目では、竜胆は「表・蘇芳、裏・縹」あるいは「表・濃縹、裏・紫」となっており、桔梗は「表・二藍または薄紫、裏・青または濃青」あるいは「表裏とも・縹または濃縹」となっている。清少納言は『枕草子』のなかでお気に入りの花としている。

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  日本の伝統色 南京藤 (なんきんふじ)
 

【色表記】

16進表記【#a15dc4】
RGB(161, 93, 196)

【同類語】

紅藤

【由  来】

地名、色・花

【解  説】
南京藤

『染物屋覚書』に「南京藤ハ水いろ之上へ 濃すおう一返ほし付。二度すおうかわかざる内 かねを水へ入くるべし。其上を随分コイあくにて留。直に水へ入。」とある。紅藤を参照。

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  日本の伝統色 本紫 (ほんむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#65318e】
RGB(101, 49, 142)

【同類語】

似紫

【由  来】

抽象、色・植物

【解  説】
本紫

紫根の侵出液と灰汁媒染による、本格的な紫根染による紫色に用いられる。紫根はムラサキ科の多年草の紫草の根であり、日本古来の伝統的な紫染の材料である。江戸時代になって紫根染の紫が禁制になり、蘇芳染による紫が多くなると、イミテーションの似紫に対して、伝統的な紫根で染めた色を本紫といった。

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  日本の伝統色 縁色 (ゆかりのいろ)
 

【色表記】

16進表記【#5d2369】
RGB(93, 35, 105)

【同類語】

【由  来】

抽象

【解  説】
縁色

紫根染の衣服は他の衣服と重ねて置くと、紫根素が昇華して移り染まることを、権者の影響力に染まることにたとえ、縁(ゆかりの)色という。「むさし野の ゆかりの色も とへわびぬ みながら霞む 春の若草」(藤原定家)などとあり、縁色は紫色をいった。を参照。

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  日本の伝統色 帝王紫 (ていおうむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#61065e】
RGB(971, 6, 94)

【同類語】

貝紫、Purple

【由  来】

身分、色・植物

【解  説】
帝王紫

帝王紫はパープルのことであり、鮮やかな紫色、あるいは紫系統の総称として用いられる。古代において、パープルはある種の貝類の分泌液で染色された赤味の紫であった。この当時のパープルは極めて高価であり、最高の権威の象徴であり、ローマ皇帝から東ローマを経て、ビザンチン帝国を象徴する色となり、帝王紫とも呼ばれた。

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  日本の伝統色 今紫 (いまむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#5b2856】
RGB(91, 40, 86)

【同類語】

古代紫

【由  来】

時間、色・植物

【解  説】
今紫

今の紫色、美しい紫色に用いられる。今紫は鈍い紫という古代紫と対置されて比較的に冴えた紫色である。「今」は現在やっている程度の意味である。

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  日本の伝統色 貝紫 (かいむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#550b41】
RGB(85, 11, 65)

【同類語】

Purple、帝王紫

【由  来】

貝類、色・植物

【解  説】
貝紫

古代において、パープルは貝類の分泌液染色された赤味の紫であった。その色が貝紫であり、西洋の古代紫であった。この当時の貝紫は極めて高価であったので、最高の権威の象徴になり、ローマ皇帝を経て、ビザンチン帝国を象徴する色となった。

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  日本の伝統色 葡萄酒色 (ぶどうしゅいろ)
 

【色表記】

16進表記【#6b1349】
RGB(107, 19, 73)

【同類語】

Wine

【由  来】

飲物

【解  説】
葡萄酒色

葡萄酒のような色、赤味の暗い赤紫色に用いられる。日本では最近の色名であるが、西欧ではかなり古くから用いられている。たとえば、ワイン・レッド、クラレッド、ボルドー、バーガンディなど、いずれも赤葡萄酒の色をいうものである。

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  日本の伝統色 藍色鳩羽 (あいいろはとば)
 

【色表記】

16進表記【#492741】
RGB(73, 39, 65)

【同類語】

藍色鳩羽色

【由  来】

色、鳥類

【解  説】
藍色鳩羽

藍色がかった鳩羽色、つまり青味の鈍い紫をいいます。

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  日本の伝統色 臙脂鼠 (えんじねず)
 

【色表記】

16進表記【#5b2856】
RGB(91, 40, 86)

【同類語】

小豆鼠臙脂

【由  来】

色料、色・哺乳類

【解  説】
臙脂鼠

赤味の鼠色に用いられる。小豆鼠を参照。

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  日本の伝統色 江戸納戸 (えどなんど)
 

【色表記】

16進表記【#61485b】
RGB(97, 72, 91)

【同類語】

 

【由  来】

地名、色・蔵

【解  説】
江戸納戸

藤色がかった納戸色に用いられる。『諸色手染草』に、「江戸納戸五倍子(ふし)の煎じしるにて一ぺんそめ。だしがねのしるに水少し入染てよし。」とある。

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  日本の伝統色 葡萄色 (ぶどういろ)
 

【色表記】

16進表記【#bed2c3】
RGB(190, 210, 195)

【同類語】

えび(葡萄・蒲萄)いろ

【由  来】

果実

【解  説】
葡萄色

ブドウの果実のような暗い紫色に用いられる。葡萄も昨今では品種改良され、又種類も多様化しており、その色調もさまざまである。だから葡萄色という場合も、やや青味のもの、やや赤味のものともにいう。なお、「ぶどう」と呼ばれるのは江戸時代中期以降で、上代・中古には「えび」とよばれたが、そのえび色よりもやや暗い色になる。

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  日本の伝統色 深紫 (こきむらさき・ふかむらさき) 至極色
 

【色表記】

16進表記【#493759】
RGB(73, 55, 89)

【同類語】

濃色(こきいろ)、黒紫(くろむらさき)

【対 語】

浅紫(うすきむらさき・あさむらさき)

【由  来】

抽象、色・植物

【解  説】
深紫

紫根、灰汁、酢による染色の、濃紫に用いられる。深紫葉、持統朝(690)の頃に黒紫と書かれている。また深紫の「深」は、平安時代には「こき」と読まれるようになるが、当代では紫葉色の中の色と別格視され、深紫は単に「こき」あるいは「こきいろ」と呼ばれた。『延喜式・縫殿寮』では、深紫を染めるのに綾一疋について紫草が30斤が必要であり、浅紫の6倍の原料をもちいた。もちろん深紫は最高位の色である。最高位の人を極官といい、それらの人々がこの色を着用したので、深紫を至極色ともいった。

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  日本の伝統色 小紫・濃紫 (こむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#493759】
RGB(73, 55, 89)

16進表記【#4d1a06】
RGB(77, 26, 6)

【同類語】

深紫(こきむらさき)

【由  来】

抽象、色・植物

【解  説】
小紫・濃紫小紫・濃紫

濃い紫色に用いられる。粋な感覚を込めた色名であろう。現在では初夏に薄紫色の花を咲かせ、秋に垂れた枝に紫色の小球形の果実を多数付ける落葉低木の小紫の実の色をいう場合もある。こきむらさき(深紫)を参照。

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  日本の伝統色 紫黒 (しこく)
 

【色表記】

16進表記【#2e2930】
RGB(46, 41, 48)

【同類語】

こきむらさき(黒紫・深紫)

【由  来】

色、色

【解  説】
紫黒

紫がかった黒色、紫みの黒に用いられる。この色に似た色名に紫草で染め重ねた濃い紫である「黒紫」があるが、黒味がかった紫色である黒紫と、紫黒色は紫がかった「黒」として見た時に、このふたつの色の違いがわかる。

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  日本の伝統色 黒紫 (くろむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#2e2930】
RGB(46, 41, 48)

【同類語】

こきむらさき(黒紫・深紫)

【由  来】

色、色

【解  説】
黒紫

黒味がかった紫色に用いられる。文武天皇(8世紀初め)の頃、朝服とされていた赤紫とともに見えている黒紫は、深紫のことで、「こきむらさき」と読まれていた。一方赤紫は浅紫のことで「うすむらさき」と読まれた。しかし現在の黒紫は、単に黒い紫を意味している。

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  日本の伝統色  (むらさき)
 

【色表記】

16進表記【#884898】
RGB(136, 72, 152)

【同類語】

Purple(英)、Pourpre(仏)

【由  来】

色・植物

【解  説】
紫

鮮やかな紫、あるいは紫系統の色の総称としても用いられる。わが国では古来から紫草の根と椿灰汁と酢で染められ、常に臣下の最高位を象徴する別格の色であった。また平安時代に、紫色は気品・風格・優雅・なまめかしさ・哀れというような当時の人にとって、あらゆる美の条件を備えた色の王者であったので、単に濃色、薄色、あるいは半(はした)色、滅(けし)色、縁(ゆかり)色なども、紫系統の色を指したのである。江戸時代においても紫色は好まれ、本来の紫のほかに、蘇芳染の似紫もある。
紫草はムラサキ科の多年草で根から紫の染料が採れる。万葉集の時代から高貴な色として愛され、平安装束の色目にも、また王朝文学にも紫の記述は多い。

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  日本の伝統色 葵色 (あおいいろ)
 

【色表記】

16進表記【#9a5fa9】
RGB(154, 95, 169)

【同類語】

Mauve(英・仏)

【由  来】

【解  説】
葵色

葵の花の色、つまり薄い紫色に用いられる。葵の襲(かさね)の色目は「表・浅青、裏・紫」とされ、楝(おうち)と同じように夏の色とされている。平安朝の人たちは紫系の色を非常に好んでいて、紫色のさまざまな花の種類をことごとく色名にしてしまった。また19世紀半ばに、パーキン(英)が世界初めての人造染料を作ることに成功し、その名をフランス語のモーブ(銭葵)と名付けた。

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  日本の伝統色 槿色 (むくげいろ)
 

【色表記】

16進表記【#775580】
RGB(119, 85, 128)

【同類語】

 

【由  来】

【解  説】
槿色

槿の花の色で、濃い藤色に用いられる。平安時代からみられるが、江戸時代には蘇芳の鉄媒染で染めていたと思われる。

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  日本の伝統色 薄葡萄 (うすぶどう)
 

【色表記】

16進表記【#c0a2c7】
RGB(192, 162, 199)

【同類語】

葡萄色

【由  来】

果実

【解  説】
薄葡萄

淡い葡萄色に用いられる。葡萄色を参照。

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  日本の伝統色 暗紅色・殷紅色 (あんこうしょく)
 

【色表記】

16進表記【#74325c】
RGB(116, 50, 92)

【同類語】

殷紅(いんこう)

【由  来】

抽象、色

【解  説】
暗紅色

黒みを帯びた紅色、暗い赤紫色、または紅色の明度の低いもの全般に用いられる。殷は一字で漢音アンで黒味の赤を指すようである。

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  日本の伝統色 桑の実色 (くわのみいろ)
 

【色表記】

16進表記【#55295b】
RGB(85, 41, 91)

【同類語】

桑色、Mulberry

【由  来】

果実

【解  説】
桑の実色

桑のみの色、つまり暗い紫色に用いられる。桑色には桑染の黄味のベージュと桑の果実を表すパープルがあり、区別するために桑のみ色と呼んだ。英語の色名にマルベリーがあり、同じ色を表している。

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  日本の伝統色 茄子紺 (なすこん)
 

【色表記】

16進表記【#331936】
RGB(51, 25, 54)

【同類語】

紫紺、Eggplant

【由  来】

果実・野菜、色・染色

【解  説】
茄子紺

ナス(茄子)の実表皮のようなごく暗い紫色に用いられる。赤みの紺。茄子は茄子科の一年草で、重要な野菜として古くから栽培されているが、果実は楕円形・球形などで、色は一般的に紫色である。紺色はわずかに紫味の暗い青であり、その色に赤味を持たせた色として紫紺とこの茄子紺があるが、ともに近代になってからの色名と思われる。英色名でも食用の茄子の色つまりエッグプラントという。通常、藍染で濃く染めたあと蘇芳で染め重ねた色である。

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  日本の伝統色 葡萄染 (えびぞめ)
 

【色表記】

16進表記【#7a4171】
RGB(122, 65, 113)

【同類語】

えび(葡萄・蒲萄

【由  来】

染色、果実

【解  説】
葡萄染

エビカズラ(葡萄葛)の実のような色、暗い灰みの赤紫に用いられる。奈良時代の色名に見えている。紫草の根を用いて染めた色で、「衣服令」によると、服色[九番目]の色である。古くから染められていた色で、平安時代にはかさねの色目、織色の名にも現れている。

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  日本の伝統色 浪花鼠 (なにわねず)
 

【色表記】

16進表記【#8c6278】
RGB(140, 98, 120)

【同類語】

都鼠、嵯峨鼠

【由  来】

地名、色・哺乳類

【解  説】
浪花鼠

紫味の薄い鼠色に用いられる。浪花鼠は、浪花といわれた大坂の鼠色という意味である。

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  日本の伝統色 若紫 (わかかむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#bc64a4】
RGB(188, 100, 164)

【同類語】

 

【由  来】

抽象、色・植物 

【解  説】
若紫

明るい紫色の美祢の色名である。『伊勢物語』や『源氏物語』などに散見され、いくらか赤味のある若々しい紫色であるともいえる。ただし、ふつう老紫は使われない。

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  日本の伝統色 京藤 (きょうふじ)
 

【色表記】

16進表記【#a46a92】
RGB(164, 106, 146)

【同類語】

藤色

【由  来】

地名、色

【解  説】
京藤

濃い藤色に用いられる。『染物屋覚書』に「京ふじは濃すおう一度引。水へかねをくわへ引べし。・・・」と見えている。

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  日本の伝統色 紅紫 (こうし・べにむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#b44c97】
RGB(180, 76, 151)

【同類語】

 

【由  来】

色、色

【解  説】
紅紫

紅がかった紫色に用いられる。紅紫とは藍下の上に紅花で染め重ねた色と思われるが、普通、紅と紫の意で種々の美しい色をいい、美人や花や衣服などの色彩の美しさを例えていうのに用いる。

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  日本の伝統色 梅紫 (うめむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#aa4c8f】
RGB(170, 76, 143)

【同類語】

 

【由  来】

色・花、色・染色

【解  説】
梅紫

赤味のやや鈍いむらさき色に用いられる。梅は紅梅を指すともいわれ、赤味の修飾語として使われる。梅を冠した梅鼠は江戸末期の染色見本帳に見られるが、梅紫も比較的新しい染色名と思われる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 紅藤色 (べにふじいろ)
 

【色表記】

16進表記【#cca6bf】
RGB(204, 166, 191)

【同類語】

青藤色、藍藤

【由  来】

色・染色、色・花

【解  説】
紅藤色

紅色がかった藤色、赤みの淡い紫色に用いられる。藍と紅花(または蘇芳)との交染による艶麗な藤色系は、江戸後期に人気があったようで、藍藤の色名も見えている。現在では、赤味の藤色、青味の藤色、それぞれに紅藤色、青藤色と慣用的によく用いられている。

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  日本の伝統色 浅紫 (うすむらさき・あさむらさき)
 

【色表記】

16進表記【#c4a3bf】
RGB(196, 163, 191)

【同類語】

うすき・うすきいろ・うすいろ(浅紫・赤紫・薄色

【対 語】

深紫(こきむらささき)

【由  来】

抽象、色・染色

【解  説】
浅紫

古代では紫と緋は高位の象徴であり、特に紫の権威が高く、最上位は深紫か黒紫であり、その次の色が浅紫か赤紫であった。薄色というのはどの色相にもあるはずだが、紫色がとくに賛美された平安王朝期には、薄色といえば紫の薄い色のことであった。ただし、濃い色になりがちな時代にあって、浅紫といえども適度のこさがあった。うすき(いろ)浅紫を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 紫水晶 (むらさきすいしょう)
 

【色表記】

16進表記【#e7e7eb】
RGB(231, 231, 235)

【同類語】

 

【由  来】

色・宝石

【解  説】
紫水晶

紫水晶のような透明感のある淡い紫色に用いられる。紫水晶は、紫色、菫色をあらわす色として、16世紀には、色名辞典に記載されていたようです。アメシストヴァイオレットという色名は、鮮やかな紫色、アメシストオーキッドは、明るい紫をの色名ともなっている。もともとアメシスト(紫水晶)は、ギリシャ語で「お酒に酔い潰れない」という意味があり、「泥酔しない、二日酔いに利く」と信じられていたようだ。ギリシャ神話においても、お酒と関係の深い言い伝えがある。

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  日本の伝統色 薄梅鼠 (うめねず)
 

【色表記】

16進表記【#dcd6d9】
RGB(220, 214, 217)

【同類語】

暁鼠

【由  来】

抽象、植物、色・哺乳類

【解  説】
薄梅鼠

明るい赤味の鼠色に用いられる。暁鼠を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 暁鼠 (あかつきねず)
 

【色表記】

16進表記【#d3cfd9】
RGB(211, 207, 217)

【同類語】

桜鼠薄梅鼠鴇色鼠

【由  来】

天象、色・哺乳類

【解  説】
暁鼠

ごくわずかに赤味の灰色に用いられる。江戸時代には、茶色の場合と同様に、単なる鼠色だけでなく、鼠と付く色名も流行した。だから鼠と付いても、鼠色系とは限らず、くすんだピンクか、灰味のピンクといえるような色である。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 牡丹鼠 (ぼたんねず)
 

【色表記】

16進表記【#785863】
RGB(120, 88, 99)

【同類語】

小豆鼠

【由  来】

色・花、色・哺乳類

【解  説】
牡丹鼠

牡丹がかった鼠色に用いられる。小豆鼠を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 霞色 (かすみいろ)
 

【色表記】

16進表記【#c8c2c6】
RGB(200, 194, 198)

【同類語】

 

【由  来】

天象

【解  説】
霞色

霞のような色、わずかに紫味の灰色に用いられる。なお、霞の衣という場合の色は灰色であり、喪服の色である。

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  日本の伝統色 藤鼠 (ふじねず) 新駒色
 

【色表記】

16進表記【#a6a5c4】
RGB(166, 165, 196)

【同類語】

鳩羽鼠

【由  来】

色・花、色・哺乳類

【解  説】
藤鼠

藤色がかった薄い鼠色、柔らかい灰味の青紫に用いられる。この色は延宝~貞享(1673~88)の頃の、浄瑠璃土佐節の『染色尽盡』に「恋をすす竹藤鼠」と読み込まれている。近世の復古的な風潮の中で鳩羽鼠などと同様に流行した。明治以降に藤色とともに着物の色として愛好されている。またこの色は明治時代には「新駒色」と呼ばれて花柳界から一般にまで流行した。

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  日本の伝統色 浅葱鼠 (あさぎねず) 
 

【色表記】

16進表記【#97abac】
RGB(151, 171, 172)

【同類語】

浅葱

【由  来】

抽象、色・哺乳類

【解  説】
浅葱鼠

浅葱色の鼠色に用いられる。錆浅葱(さびあさぎ)よりさらに彩度の低い色を指す。曇天の空の色に近い色。江戸時代に茶色とともに各種の鼠色が大流行したが、いずれも灰色系というよりも色味の強い色である。つまり浅葱鼠も灰色味の浅葱色といえる。

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  日本の伝統色 半色・端色 (はしたいろ)
 

【色表記】

16進表記【#a69abd】
RGB(166, 154, 189)

【同類語】

 

【由  来】

抽象

【解  説】
半色

薄い紫色、中途半端な紫色という意味に用いられる。本来は色名で呼べないような半端な色を、何色系統においても端色(半色)と適用されるが、平安時代に最高の色とされた紫系に中間的な色が端色(半色)と呼ばれるようになった。端色(半色)は、平安時代の襲(かさね)の色目、織色、染色にもなっており、色名として定着していった。
禁色であった紫から少しはずれた色(少し薄い色)という意味である。

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  日本の伝統色 薄鼠 (うすねず)
 

【色表記】

16進表記【#9790a4】
RGB(151, 144, 164)

【同類語】

白鼠

【由  来】

抽象、色・哺乳類

【解  説】
薄鼠

薄い鼠色、青紫みの灰に用いられる。また明るい灰青紫にも使われる。薄鼠は中古では薄墨色と呼ばれた。似た色に薄鈍色銀鼠があるが、この薄鼠は青紫みがかった色である。

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  日本の伝統色 御所生壁 (ごしょなまかべ) 京極生壁
 

【色表記】

16進表記【#9792a0】
RGB(151, 146, 160)

【同類語】

京極生壁

【由  来】

建物、色・建材

【解  説】
御所生壁

青味の薄鼠色に用いられる。江戸後期の色手本帖には「御所生壁」に青味の薄鼠色の色帛が貼られている。京極生壁と同じ。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 浮草鼠 (うきくさねず)
 

【色表記】

16進表記【#716f68】
RGB(113, 111, 104)

【同類語】

深川鼠

【由  来】

植物、色・哺乳類

【解  説】
浮草鼠

わずかに緑味の灰色に用いられる。深川鼠を参照。

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  日本の伝統色 鳩羽鼠 (はとばねず)
 

【色表記】

16進表記【#9e8b8e】
RGB(158, 139, 142)

【同類語】

鳩羽色、Dove Gray

【由  来】

鳥類、色・哺乳類

【解  説】
鳩羽鼠

鳩羽色を鼠色がからせた色に用いられる。鳩羽色同様、復古的気運の中で江戸時代に現れ、明治時代も藤色などとともに流行している。鳩羽色を参照。

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  日本の伝統色 灰汁鼠 (あくねず)
 

【色表記】

16進表記【#836d6d】
RGB(131, 109, 109)

【同類語】

灰汁色

【由  来】

染色、色・哺乳類

【解  説】
灰汁鼠

灰汁のような鼠色に用いられる。灰汁色を参照。

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  日本の伝統色 小豆鼠 (あずきねず)
 

【色表記】

16進表記【#a06f70】
RGB(160, 111, 112)

【同類語】

小豆色

【由  来】

果実、色・哺乳類

【解  説】
小豆鼠

小豆色がかった鼠色に用いられる。江戸時代に、小豆色よりくすんだ色には鼠をつけ、小豆鼠とした。百鼠の一部で、赤味のある鼠色に付けられた色名であり、ほかに臙脂鼠、紅鼠などもある。

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  日本の伝統色 桔梗鼠 (ききょうねず)
 

【色表記】

16進表記【#95949a】
RGB(149, 148, 154)

【同類語】

桔梗色

【由  来】

花、色・哺乳類

【解  説】
桔梗鼠

桔梗色がかった鼠色に用いられる。桔梗の花の紫色に灰色が入っているため、この色名になったとされる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 紫鼠 (むらさきねず)
 

【色表記】

16進表記【#71686c】
RGB(113, 104, 108)

【同類語】

葡萄鼠桔梗鼠貴族鼠源氏鼠

【由  来】

色・植物、色・哺乳類

【解  説】
紫鼠

紫色がかった鼠色に用いられる。鼠色の中でも紫味の鼠色はやはり着物の色として愛好された。葡萄鼠は紫鼠より赤味、桔梗鼠は青味の紫になろう。紫は、古来貴族の色だから上品な色という意味で貴族鼠といい、その中でも光源氏は最高の貴族ということで、、源氏鼠という色名もできた。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 貴族鼠 (きぞくねず)
 

【色表記】

16進表記【#5d5d74】
RGB(93, 93, 116)

【同類語】

源氏鼠紫鼠

【由  来】

身分、色・哺乳類

【解  説】
貴族鼠

紫色は古式ゆかしい上品な色の代表としていたが、その上品を売り物にした紫味の鼠色である。その他に源氏鼠紫鼠がある。

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  日本の伝統色 雉鳩色 (きじばといろ)
 

【色表記】

16進表記【#5d5d74】
RGB(123, 120, 149)

16進表記【#988f86】
RGB(152, 143, 134)

【同類語】

 

【由  来】

鳥類

【解  説】
雉鳩色雉鳩色

雉鳩の羽のような、わずかに赤紫色の暗い灰色に用いられる。しかし、やや黄味の灰色に用いられることもある。

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  日本の伝統色 濃色 (こきいろ)
 

【色表記】

16進表記【#634950】
RGB(99, 73, 80)

【同類語】

こいろ(濃色)、深紫黒紫(こきむらさき)

【対 語】

薄色(うすき・うすきいろ)

【由  来】

抽象

【解  説】
濃色

濃紫色に用いられる。平安時代は、紫葉色の中の色だから、濃い薄いという修飾語だけで紫色の濃淡を表した。それ故に濃色は濃い紫色のことである。位階の最高位の紫色を示すときは深紫・黒紫と明記されている。『延喜式・縫殿寮』では、深紫を染めるには、綾一疋について紫草三十斤が必要であり、浅紫用の五斤と比べると、その6倍の原料を用いた。古代の位色において、同じ色相では、濃い方は上位、薄い方は下位と定められている。

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  日本の伝統色 紫鳶・紫飛 (むらさきとび)
 

【色表記】

16進表記【#5f414b】
RGB(95, 65, 75)

【同類語】

鳶色黒鳶紅鳶

【由  来】

色・染色、色・鳥類

【解  説】
紫鳶

紫味がかった鳶色に用いられる。鳶色は赤みの茶色をいうが、その変化した色で蘇芳を主原料として染めた紫褐色をいう。紫鳶は紫飛とも書かれるが、飛は当て字である。鳶色系統では、黒鳶が江戸前期から愛用されているが、紫鳶や紅鳶のようなバリエーションが染められるようになるのは、江戸中期頃からと思われる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 濃鼠 (こいねず・こねず)
 

【色表記】

16進表記【#3f3f3f】
RGB(63, 63, 63)

【同類語】

こねず(濃鼠)、繁鼠(しげねず)、黒鼠

【由  来】

抽象、色・哺乳類

【解  説】
濃鼠

暗い鼠色、つまり黒に近い灰色に用いられる。江戸時代に暗灰色の色名が、黒と区別して作られていたことは、当時は色に大変敏感であり、そのような美妙な色の違いの要求があったことを意味している。素鼠や中鼠が白と黒のほぼ真ん中のミドル・グレーならば、濃鼠や繁鼠はもっと黒に近いダーク・グレーを表し、黒鼠となるとオフブラックの鼠色ということになる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 黒鼠 (くろねず)
 

【色表記】

16進表記【#2d2d2d】
RGB(45, 45, 45)

【同類語】

濃鼠

【由  来】

色、色・哺乳類

【解  説】
黒鼠

黒味がかった鼠色に用いられる。ほとんど黒に近い色つまりオフブラックの鼠色ということになる。濃鼠を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 羅紗染色 (らしゃぞめいろ)
 

【色表記】

16進表記【#2d252d】
RGB(45, 37, 45)

【同類語】

 

【由  来】

染色・織物

【解  説】
羅紗染色

漆の黒のような艶のある黒、純黒色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。