日本の伝統色 鳶茶 (とびちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#76413c】
RGB(118, 65, 60)

【同類語】

鳶色黒鳶紫鳶紅鳶

【由  来】

鳥類、色・飲物

【解  説】
鳶茶

鳶の羽のような茶色に用いられる。鳶色を参照。

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  日本の伝統色 丹柄茶 (たんがらちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#76413c】
RGB(118, 65, 60)

【同類語】

 

【由  来】

染色、色・飲物

【解  説】
丹柄茶

丹柄茶というのは、オヒルギ(紅樹)という木の皮の煎汁で染めた赤茶色のことのようである。

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  日本の伝統色 栗梅茶 (くりうめちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#cc5959】
RGB(204, 89, 89)

【同類語】

栗梅

【由  来】

色・果実、染色・植物、色・飲物

【解  説】
栗梅茶

いかにも赤いと思わせる茶の色に用いられる。栗梅を参照。

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  日本の伝統色 光悦茶 (こうえつちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#773328】
RGB(119, 51, 40)

【同類語】

 

【由  来】

人名、色・飲物

【解  説】
光悦茶

近世の大文化人の本阿弥光悦日南だ光悦茶に用いられ、上品な茶色を意味していた。

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  日本の伝統色 珈琲色 (コーヒーいろ)
 

【色表記】

16進表記【#4d1a06】
RGB(77, 26, 6)

【同類語】

チョコレート

【由  来】

飲物

【解  説】
珈琲色

飲料のコーヒーのような暗い茶色に用いられる。コーヒーは豆の品種や炒り加減によって色調が異なる。、またミルク・コーヒーの色をいう場合は薄い茶色である。

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  日本の伝統色 滅赤 (けしあか)
 

【色表記】

16進表記【#896361】
RGB(137, 99, 97)

【同類語】

 

【由  来】

抽象、色

【解  説】
滅赤

暗い灰味の赤色に用いられる。赤色が滅えているという意味である。

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  日本の伝統色 灰赤 (はいあか)
 

【色表記】

16進表記【#8f6361】
RGB(143, 99, 97)

【同類語】

 

【由  来】

色、色

【解  説】
灰赤

灰味がかった赤色に用いられる。

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  日本の伝統色 鼠茶 (ねずちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#9b7877】
RGB(155, 120, 119)

【同類語】

茶鼠

【由  来】

色・哺乳類

【解  説】
鼠茶

鼠色がかった茶色、灰茶に用いられる。江戸時代の二大流行色の鼠と茶の両方を合わせた鼠茶は、渋い感覚を代表する色名であろう。また、微妙な違いの茶鼠という色名もある。

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  日本の伝統色 松染 (まつそめ)
 

【色表記】

16進表記【#a68868】
RGB(166, 136, 104)

【同類語】

 

【由  来】

染色

【解  説】
松染

天平の『正倉院文書』のなかに松染紙とあり、黄味の明るい茶色になっている。

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  日本の伝統色 とうきん煤竹 (とうきんすすだけ)
 

【色表記】

16進表記【#896361】
RGB(137, 99, 97)

【同類語】

煤竹

【由  来】

色・材

【解  説】
とうきん煤竹

オレンジがかった煤竹色に用いられる。『当世染物鑑』に「とうきんすす竹 下ぞめももかわ而ニへんそめ、ほしあげ 其うえくろミ大ぶんかけ。あかね一ぺん。またむしめる一ぺんかけ。其上いしばいミづへ入。ほしあげてよし。」とある。

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  日本の伝統色 滅色 (けしいろ)
 

【色表記】

16進表記【#725b63】
RGB(114, 91, 99)

【同類語】

 

【由  来】

抽象、色

【解  説】
滅色

くすんだ鈍い紫色に用いられる。平安時代に、単に濃色・薄色といえば紫の濃淡の色調を指したように、鮮やかさを抑えた滅色も紫の中間色調を指している。

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  日本の伝統色 丁子染 (ちょうじぞめ)
 

【色表記】

16進表記【#ad7d4c】
RGB(173, 125, 76)

【同類語】

丁子香染

【由  来】

香料、蕾

【解  説】
丁字染

本来丁子染による色、あるいは楊梅の代用丁子染による色に用いられる。他の香料を用いた香染も丁子染と称することもある。丁子を参照。

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  日本の伝統色 伽羅煤竹 (きゃらすすだけ)
 

【色表記】

16進表記【#8d6448】
RGB(141, 100, 72)

【同類語】

伽羅色煤竹

【由  来】

香木、色・植物

【解  説】
伽羅煤竹

伽羅の樹皮に似た色、つまり赤味のある黒っぽい茶色に用いられる。『染物秘伝』に「きゃら煤竹 すかりやす弐返。うるし壱返。生かね(鉄)壱返。後 石灰にて返す」とある。伽羅煤竹を参照。

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  日本の伝統色 梅茶 (うめちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#9b7853】
RGB(155, 120, 83)

【同類語】

梅染

【由  来】

色・植物、色・飲物

【解  説】
梅茶

梅の樹皮を使って染めた色、つまり赤味の茶色に用いられる。梅という字の付く色名は、赤味のあることを表す形容としても用いられる。この色の染色として、加賀染が有名である。

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  日本の伝統色 香染 (こうぞめ)
 

【色表記】

16進表記【#ad7d4c】
RGB(173, 125, 76)

【同類語】

丁子染、濃き香、香色

【由  来】

染色・香料

【解  説】
香染

香染は丁子染ともいう。丁子は南方産の香料である丁の蕾(つぼみ)を染料にしたもので、媒染剤なしで染めるとベージュのように薄く染まり、媒染剤を用いると濃い黄褐色になる。濃い方は香染、濃き香、こがれ香と呼ばれ、淡い方は淡き香、香色と呼ばれる。この染色は香料の香が伴うので好まれたが、大変高価だったので代用香染が多かった。

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  日本の伝統色 枇杷茶 (びわちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#ae7c4f】
RGB(174, 124, 79)

【同類語】

枇杷色、土器色(かわらけいろ)

【由  来】

果実、色・飲物

【解  説】
枇杷茶

熟した枇杷の果実の色に茶がからせた、浅い黄褐色に用いられる。この染色は『手鑑模様節用』に「びわ茶、ぞくにかわらけいろといふ」と記されている。かわらけとは素焼きの土器のことで、その肌色が枇杷茶に似ているから、その別名となったのであろう。その後も浅い黄褐色の陶器の赤みがかった色を枇杷色と形容することがある。

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  日本の伝統色 芝翫茶 (しかんちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#ad7e4e】
RGB(173, 126, 78)

【同類語】

【由  来】

人名、色・飲物

【解  説】
芝翫茶

芝翫好みの色、わずかに赤味の茶色に用いられる。芝翫は江戸時代の文化文政(1804~30)の頃の大坂の歌舞伎役者、三世中村歌右衛門の拝名で、江戸、京、大坂を通じて人気があり、芝翫茶も広く女性の間に流行した。当時大坂では、芸の巾が広く達者であった中村芝翫と、容姿美声とも随一といわれた二世嵐璃寛が活躍しており、とくに文化年中、芝翫と璃寛が贔屓を二分した。

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  日本の伝統色 焦香 (こがれこう)
 

【色表記】

16進表記【#ae7c58】
RGB(174, 124, 88)

【同類語】

香染香色、濃香

【由  来】

抽象、色・香料

【解  説】
焦香

焦げたような濃い香色に用いられる。高価な香木を使い、何回も染め重ねた香色の濃い色のことで、襲(かさね)の色目にもある。香色を参照。

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  日本の伝統色 胡桃色 (くるみいろ)
 

【色表記】

16進表記【#a86f4c】
RGB(168, 111, 76)

【同類語】

胡桃染、Walnut

【由  来】

植物

【解  説】
胡桃色

胡桃染による色、つまり灰味の明るい茶色に用いられる。和名の胡桃色は、胡桃の木の皮や外皮あるいは木の根などを用いた染色による色名であるが、英語のウォルナットは胡桃の実や木材の色のことである。色名のつけ方も民族によって異なるが、胡桃に関しては結果としてよく似た色を表すことになった。胡桃色・胡桃染めは平安時代から見られる。胡桃染を参照。

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  日本の伝統色 渋紙色 (しぶがみいろ)
 

【色表記】

16進表記【#946243】
RGB(148, 98, 67)

【同類語】

柿渋.柿衣色(かきそいろ)

【由  来】

柿渋、紙

【解  説】
渋紙色

渋紙のような色、赤味の薄い茶色から焦げちゃ色にかけて用いられる。渋紙は、紙を貼り合わせ柿渋を塗って乾かしたもので、染型紙や友禅糊を入れる筒などに使われる。
柿色の系統は赤み~黒味の順に、紅柿・濃柿(こきがき)→ 照柿→薄柿 → 水柿 → 洗柿・洒落柿・晒柿(されがき)・本多柿・大和柿 → 柿・柿色 → 渋紙色・柿衣色(かきそいろ)→ 黒柿・本黒柿となります。

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  日本の伝統色 黄渇色 (おうかっしょく)
 

【色表記】

16進表記【#98502a】
RGB(152, 80, 42)

【同類語】

褐色(かっしょく)

【由  来】

【解  説】
黄渇色

黄味がかった褐色に用いられる。褐(かつ)はごつごつし粗織の麻布のことで、色は濃い茶系の色をさす。しかし同字の褐色(かついろ)と混同されるので、紺系の色ではないことを表すのに、黄味の褐色は黄褐色、本来の褐色を茶褐色などと表記する。

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  日本の伝統色 鉄錆色 (てつさびいろ)
 

【色表記】

16進表記【#8e3809】
RGB(142, 56, 9)

【同類語】

錆色

【由  来】

金属、抽象

【解  説】
鉄錆色

鉄錆のような色、つまり赤味の茶色に用いられる。錆色を参照。

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  日本の伝統色 鍋島柿 (なべしまかき)
 

【色表記】

16進表記【#8e3809】
RGB(142, 56, 9)

【同類語】

柿色

【由  来】

地名、果実

【解  説】
鍋島柿

鍋島家の用いた柿色で、いわゆる柿色よりもやや暗い色である。

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  日本の伝統色 落葉色 (おちばいろ)
 

【色表記】

16進表記【#7d4b28】
RGB(125 75, 0)

【同類語】

Feuille Morte(仏)、注:朽葉色

【由  来】

抽象、葉

【解  説】
落葉色

落ち葉のような色、黄味の茶色に用いられる。朽葉色とは異なる。

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  日本の伝統色 煙草色 (たばこいろ)
 

【色表記】

16進表記【#7e5737】
RGB(126 87, 55)

【同類語】

Tobacco Brown

【由  来】

煙草・生活

【解  説】
煙草色

たばこの葉のような色、つまり黄味の暗い茶色に用いられる。タバコは、ナス科の一年草の葉を干して発酵させて作る。タバコはポルトガル語のtabaco、tabacco から日本名になった。タバコの色も、品種、乾燥度、発酵度によってさまざまに異なるが、やや黄味の暗い茶色をいう。

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  日本の伝統色 朽葉色 (くちばいろ)
 

【色表記】

16進表記【#917347】
RGB(145, 115, 71)

【同類語】

赤朽葉青朽葉黄朽葉

【由  来】

抽象、葉

【解  説】
朽葉色

朽葉のような少し褐色味のオレンジ色に用いられる。平安朝以来の伝統色名で、黄染に浅い紅花染を施した色をいうが、朽葉といってもその色調は幅広く、赤味のものを赤朽葉、黄味のものを黄朽葉、緑味のものを青朽葉などと呼ばれる。また濃朽葉は赤朽葉を指し、淡朽葉は黄朽葉を呼んだと思われる。

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  日本の伝統色 木枯茶・凩茶 (こがらしちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#735642】
RGB(115, 86, 66)

【同類語】

 

【由  来】

天象、色・飲物

【解  説】
木枯茶・凩茶

灰味の上品な茶色に用いられる。木枯茶は、王朝時代の枯野を引き継いだ色名と思われる。

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  日本の伝統色 観世茶 (かんぜちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#685641】
RGB(104, 86, 65)

【同類語】

【由  来】

流派、色・飲物

【解  説】
観世茶

能の観世流に因む観世茶は、上品さを意味する茶色の美祢である。

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  日本の伝統色 橄欖色 (かんらんしょく)
 

【色表記】

16進表記【#72672e】
RGB(114, 103, 46)

【同類語】

Olive(英・仏)

【由  来】

果実

【解  説】
橄欖色

オリーブ色、又はわずかに緑味のオリーブ色に用いられる。橄欖とオリーブは本来植物学的には別種のものであるが、キリスト教聖書のオリーブを漢訳の際に橄欖と誤訳され、混同されてしまった。それゆえ、オリーブ色を橄欖色と呼ぶようになった。オリーブはキリスト教発祥の地の地中海地方と関係の深い植物で、食用から薬用など用途が広く、オリーブの枝は平和の象徴である。

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  日本の伝統色 桑茶 (くわちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#956f29】
RGB(149, 111, 41)

【同類語】

桑染

【由  来】

植物、色・飲物

【解  説】
桑茶

本来、桑の根や樹皮を染料として染めた色、つまり茶味の黄色に用いられる。桑染は古代から用いられたが、江戸時代になって、桑の木の単一染から、楊梅皮を加えた染色になり、一般に桑茶と呼ばれるようになった。桑染を参照。

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  日本の伝統色 枯葉色 (かれはいろ)
 

【色表記】

16進表記【#956f29】
RGB(149, 111, 41)

【同類語】

Feuille Morte(仏)、注:朽葉

【由  来】

抽象

【解  説】
枯葉色

草木の枯れたような色、わずかに黄味のベージュ色に用いられる。枯色も枯野も日本の伝統色で独特の風情を称える由緒ある色名である。平安時代の袷の色目に枯野や枯色があり、すでに冬の色とされている。近代になって通俗的な色名では枯草色とも呼ばれた。

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  日本の伝統色 国防色 (こくぼうしょく)
 

【色表記】

16進表記【#7b6c3e】
RGB(123, 108, 62)

【同類語】

Khaki(カーキ)

【由  来】

抽象

【解  説】
国防色

第二次世界大戦時代の国民服の色、つまりカーキ色として用いられた。日本の陸軍は古くは紺色の上着であったが、昭和15年(1940)に大日本帝国国民服令が制定され、陸軍軍服とともに国民服も国防職一色となった。ペルシャ語やヒンズー語で土埃を意味するカーキ色に類する色といえよう。

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  日本の伝統色 青茶 (あおちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#4b4b31】
RGB(75, 75, 49)

【同類語】

 

【由  来】

色、色・飲物

【解  説】
青茶

青味がかった茶色、実際の色調としては灰味のオリーブ色・暗い灰緑程度の色にいう。現在の色体系からすると、青はブルー、茶はブラウンということで補色関係の組み合わせであり、表現不可能な色名になる。しかし江戸時代には、茶色がブラウンの域を超えて青味の色にも使われ手いたことから、青茶という色名も用いられた。

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  日本の伝統色 土器色 (かわらけいろ)
 

【色表記】

16進表記【#c37854】
RGB(195, 120, 84)

【同類語】

枇杷茶

【由  来】

陶器

【解  説】
土器色

土器のような赤味の薄い茶色に用いられる。土器は釉をかけないで焼いた陶器で、古くは食器として、後に行灯(あんどん)の油皿などに用いられた。中世の頃から土器色という色名が用いられるようになったが、土器の色についただけでなく、着物の色にも用いられた。中世の狂言に「かわらけ色の古袷(あわせ)」という文句や江戸時代はじめの俳譜に「深草は 土器色の 冬野哉」とも歌われている。

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  日本の伝統色 赤茶 (あかちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#bb5535】
RGB(187, 85, 53)

【同類語】

 

【由  来】

色、色・飲物

【解  説】
赤茶

赤みを帯びた茶色のこと。金物を荒削りする際の砺石の色に似ていることから、この色名になった。赤茶色は色名としてのみでなく、動詞として「赤茶けた」などと変化をあらわす動詞としても広く使われる。

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  日本の伝統色 煉瓦色 (れんがいろ)
 

【色表記】

16進表記【#b55233】
RGB(181, 82, 51)

【同類語】

Brick Red

【由  来】

焼物・建材

【解  説】
煉瓦色

赤煉瓦のような、赤味の茶色に用いられる。煉瓦は粘土に砂や石灰などを加えて練り固め、型に入れて窯で焼いたもので、ふつう粘土中の酸化第二鉄によって赤色を呈する赤煉瓦を指す。土木建築材料として、壁・道路・窯などに広く用いられる。英色名ではブリック・レッドかあるが、比較的鮮やかな色である。

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  日本の伝統色 雀茶 (すずめちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#aa4f37】
RGB(170, 79, 55)

【同類語】

雀色、

【由  来】

鳥類、色・飲物

【解  説】
雀茶

雀の頭のような赤味の茶色をいう。雀は人間の生活圏で見られるありふれた小鳥で、鳶と同様にその羽の色から色名がつけられている。蘇芳と楊梅による染色である。一般的に使われるようになったのは、近世になってからである。なお、これより淡く赤みがかった色を雀色と呼ぶこともあるが、雀茶と雀色は厳密に区別されない。

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  日本の伝統色 杉染 (すぎぞめ)
 

【色表記】

16進表記【#5f2c0d】
RGB(95, 44, 13)

【同類語】

 

【由  来】

染物・植物

【解  説】
杉染

杉の葉で染めた赤味の明るい茶色、あるいは杉の樹皮で染めた杉の皮のような色に用いられる。『正倉院文書』(770年)に「須岐染紙」とある。

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  日本の伝統色 柿渋色 (かきしぶいろ)
 

【色表記】

16進表記【#9f563a】
RGB(159, 86, 58)

【同類語】

団十郎茶

【由  来】

果実、染色

【解  説】
柿渋色

柿渋と弁柄で染めたわずかに赤味の茶色に用いられる。中性から衣装の色に見られ、江戸時代には略されて柿と呼ばれている。何々柿と称する色名の多くは、この柿渋の変化したものといってよく、江戸時代にしばしば現れている。またその色は、歌舞伎の定式幕の萌黄・柿・黒と使われ、市川家ゆかりの色でもあり、団十郎をはじめ代々の師弟あるいは常盤津の連中が裃にも用いて、俗に団十郎茶とも呼ばれる。

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  日本の伝統色 紅鳶 (べにとび)
 

【色表記】

16進表記【#9a493f】
RGB(154, 73, 63)

【同類語】

鳶色黒鳶紫鳶、藍鳶、紺鳶

【由  来】

色・染色、色・鳥類

【解  説】
紅鳶

紅色がかった鳶色、つまり濃い赤褐色に用いられる。紅鳶の染色は初めは黄味がちであり、だんだん赤味がちに変わったようである。天明(1781~89)の頃に、鳶色のほかに、藍鳶、紺鳶、紫鳶などが流行している。

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  日本の伝統色 灰茶 (はいちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#98623c】
RGB(152, 98, 60)

【同類語】

 

【由  来】

色・飲物

【解  説】
灰茶

灰色がかったくすんだ茶色に用いられる。「雀色」「雀頭色」とも言う。雀の頭の赤茶色を指すと言う説や、雀の羽の灰色がかった茶色を指すと言う説もある。また、夕暮れを「雀色時」とも言う。

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  日本の伝統色 茶色 (ちゃいろ)
 

【色表記】

16進表記【#965042】
RGB(150, 80, 66)

【同類語】

褐色、Brown

【由  来】

色・飲物・植物

【解  説】
茶色

赤と黄色の間の暗い色、つまりブラウン系の色の総称として用いられる基本的な色名である。室町時代の終わりから茶を飲む習慣が広まり、茶の葉を煮出して染めた茶色があったと思われる。江戸時代になり、茶の葉にこだわらず、楊梅などで染められた渋みのある色に茶の字をつけた色名が愛好された。その色調は赤・橙・黄系統はもとより、緑・青系統までも含んだ、俗に「四十八茶百鼠」といわれる何々茶である。しかし現在では、ブラウンに相当する色をいう。

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  日本の伝統色 鳶色・鴟色・鵄色 (とびいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#95483f】
RGB(149, 72, 63)

【同類語】

鳶茶黒鳶紫鳶紅鳶

【由  来】

鳥類

【解  説】
鳶色

鳶の羽のような色、または赤味の茶色系統の色の総称として用いられることもある。トビはワシタカ科の全長60~65cmの鳥で、日本各地に生息し人目にふれることが多いので、色名としても近世広く通用した。江戸時代の染色では蘇芳と楊梅などで染めており、江戸前期から小袖雛形本や随筆・文献などに多くみられ、代表的な茶色になっている。また天明の頃、男子の服色に流行し、この色を基調に、紅鳶、紫鳶、黒鳶、などの色も現れている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 柿茶 (かきちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#954e2a】
RGB(149, 78, 42)

【同類語】

柿渋柿色

【由  来】

色・果実、色・飲物

【解  説】
柿茶

柿渋のような茶色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 赤錆色 (あかさびいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#8a3319】
RGB(138, 81, 54)

【同類語】

錆色、鉄錆色、Rust Brown

【由  来】

色、抽象

【解  説】
赤錆色

金属に生ずる赤錆のような色に用いられる。特に鉄の表面の赤茶色のひどい錆のような色である。錆色と同様に用いることもあるが、それと使い分けるときは、赤錆色は錆色よりやや彩度の高い色をいう。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 褐色 (かっしょく) 
 

【色表記】

16進表記【#8a3b00】
RGB(138, 59, 0)

【同類語】

茶褐色、注:褐色(かちいろ)

【由  来】

色・織物

【解  説】
褐色

褐というのはごつごつした粗い麻の織物のことであり、茶色というのと同じことだが、茶のつく色名範囲よりは狭く茶系の暗い色に用いられる。しかし、中世の軍記物などに出てくる褐色(かちいろ)は藍染の黒に近い色を指している。そこで、茶色という色名が一般的になると、茶系の褐色であることがわかるように、茶褐色ということも多くなった。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 栗梅 (くりうめ) 
 

【色表記】

16進表記【#852e19】
RGB(133, 46, 25)

【同類語】

梅染

【由  来】

色・果実、染色・植物

【解  説】
褐色

栗色がかった赤味の茶色に用いられる。栗梅の名は栗色の梅染が略されたもので、この染色は江戸前期から行われており、『毛吹草』に「色こきは栗梅ぞめの紅葉哉」とみえている。江戸期を通じてときどき流行している。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 紅檜皮 (べにひわだ) 
 

【色表記】

16進表記【#7b4741】
RGB(123, 71, 65)

【同類語】

檜皮

【由  来】

色・染色、染色・樹皮

【解  説】
紅檜皮

檜皮色を少し紅がからせた染色に用いられる。檜皮色の染色は中古から染色や襲(かさね)の色目に見えているが、紅檜皮が見られるのは、天明4年(1784)の『紺屋仁三次覚書』からと思われる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 唐茶・枯茶 (からちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#783c1d】
RGB(120, 60, 29)

【同類語】

【由  来】

国名、色・飲物

【解  説】
唐茶

浅い赤味の茶色にもちいられる。「唐」は唐国伝来の事物に添える語であるが、転じて舶来のとなり、憧れの対象さらに新しいとか美しいとかいう美祢になった。唐茶は本来外来の材料・丁子などによる染色であったが、一般的に楊梅による染色になった。唐茶は江戸前期からみられるが、江戸期を通じて染色法が異なり、高貴になるほど明るい色になった。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 栗色 (くりいろ) 栗皮・落栗
 

【色表記】

16進表記【#762f07】
RGB(118, 47, 7)

【同類語】

栗皮、落栗(おりぐり)、Chestnut Brown

【由  来】

色・果皮

【解  説】
栗色

栗の皮のような、赤味の茶色に用いられる。栗の実も樹皮も染材となるが、栗色という場合は染色ではなく、栗の実の表皮のような色をいう。落栗は平安朝の優雅な呼び方であり、襲(かさね)の色目では「表・濃紅、裏・香」をいう。後に栗皮色ともいう。英語では、小さい栗のチェスナット・ブラウン、大きい栗のマルーンがある。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 焦色 (こがれいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#773328】
RGB(119, 51, 40)

【同類語】

こげいろ

【由  来】

抽象

【解  説】
焦色

焦げたような赤味の黒茶色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 赤銅色 (しゃくどういろ) 
 

【色表記】

16進表記【#762f07】
RGB(118, 47, 7)

【同類語】

紫金、烏金、注:銅色(あかがねいろ)

【由  来】

金属

【解  説】
赤銅色

赤銅のような色、ごくわずかに紫味の暗い茶色に用いられる。赤銅は、金を3~5%、これに銀を1%程度加えたわが国特有の銅合金をいう。古く奈良時代から、工芸品や銅像などに用いられ、硫酸銅、酢酸銅、明礬(みょうばん)などの溶液で処理するときに呈する色を赤銅色というが、和すかに紫味をおびているような黒色をいい、紫金、烏金ともいう。実際に赤銅色を用いるときは、黒光りするような光沢を伴うことが多く、日に焼けて黒くなった人間の肌のような色にもよく使われる。銅(あかがね)色とは別の色である。

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  日本の伝統色 薬色 (くすりいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#a03731】
RGB(160, 55, 49)

【同類語】

 

【由  来】

【解  説】
薬色

赤味の茶色に用いられる。薬の色ではなく、薬を入れる袋の紙の色がほとんどこの色であったところからいわれる。

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  日本の伝統色 錆色 (さびいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#6c3524】
RGB(108, 53, 36)

【同類語】

赤錆色、鉄錆色

【由  来】

金属、抽象

【解  説】
錆色

鉄錆のような色、つまり赤味の茶色に用いられる。また、ある色の彩度の低いものを形容する場合に、錆をつける用法もあり、それぞれの色のくすんだ色をいう。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 赤褐色 (せっかっしょく) 
 

【色表記】

16進表記【#683f36】
RGB(104, 63, 54)

【同類語】

せきかっしょく

【由  来】

色、色

【解  説】
赤褐色

赤味のある褐色の通称としてよく用いられる。単に褐色というと、藍系の「かちいろ」と間違いやすいので、茶褐色といったり、黄味の褐色を黄褐色、赤味を赤褐色といったりする。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 茶褐色 (ちゃかっしょく) 
 

【色表記】

16進表記【#664032】
RGB(102, 64, 50)

【同類語】

褐色

【由  来】

【解  説】
茶褐色

やや黒味を帯びた茶色に用いられる。単なる褐色(かっしょく)は愛敬の褐色(かちいろ)と紛らわしいので、茶を冠して茶褐色とする、茶系を表す一般的な色名である。

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  日本の伝統色 栗皮茶 (くりかわちゃ) 栗色・栗皮色
 

【色表記】

16進表記【#6d3c32】
RGB(109, 60, 50)

【同類語】

栗皮色

【由  来】

栗皮、色・飲物

【解  説】
栗皮茶

栗皮のような赤味の茶色に用いられる。栗色、栗皮色は、江戸時代に栗皮茶と呼ばれた。栗色を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 黒茶 (くろちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#583822】
RGB(88, 56, 34)

【同類語】

極焦茶

【由  来】

色、色・果実

【解  説】
黒茶

黒味がかった茶色に用いられる。黒味が強く感じられるほどの暗い茶色ということになる。極焦茶という色名もある。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 葡萄茶・海老茶・蝦茶 (えびちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#583822】
RGB(88, 56, 34)

【同類語】

葡萄(えび)

【由  来】

甲殻類、色

【解  説】
黒茶

伊勢海老のような色、赤味の茶色もしくは紫味の暗い赤色に用いられる。エビ(葡萄)はヤマブドウの一種の実の色であったが、次第に忘れられ、伊勢海老の色と混同されるようになり、海老茶とかかれるようになった。明治時代になって、高等教育を受ける知的な女性が誕生し、彼女らが海老茶色の袴を共通して着用した。そこから紫式部にあやかって葡萄茶(えびちゃ)式部などといったこともある。今日ではほとんどの場合、海老茶の名称が用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 葡萄・蒲萄 (えび) 
 

【色表記】

16進表記【#583822】
RGB(88, 56, 34)

【同類語】

えびぞめ(葡萄染・蒲萄)、葡萄(ぶどう)、海老(えび)

【由  来】

果実

【解  説】
黒茶

山葡萄の古名である葡萄葛(えびかずら)の果実のような色、赤味ときには青味の淡い紫色に用いる。エビはブドウの古名であり、ブドウと呼ばれるようになったのは、江戸中期以降である。飛躍的に改良された今日のブドウ色は、エビ色とは異なった色調である。古くは「えびぞめ」と呼ばれ、果実の汁による摺染であったと思われる。しかしその後、えび色は紫と同じく紫根染に撚ったが、時代により染色法が異なり、色調も微妙に変化し、文字もいろいろと書かれた。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 小豆茶 (あずきちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#6b3e3f】
RGB(107, 62, 63)

【同類語】

小豆色

【由  来】

果実、色・飲物

【解  説】
小豆茶

小豆色がかった茶色、ただし小豆色と同じに用いられることもある。赤い色は祈願・魔除け・厄よけの色であるので、小豆を使った赤飯や善哉はめでたいときに出てくる。小豆を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 醤色 (ひしおいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#331818】
RGB(51, 24, 24)

【同類語】

 

【由  来】

調味料

【解  説】
醤色

醤のような、わずかに赤紫味の暗い茶色に用いられる。

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  日本の伝統色 暗褐色 (あんかっしょく) 
 

【色表記】

16進表記【#270809】
RGB(39, 8, 9)

【同類語】

焦茶

【由  来】

抽象、色・飲物

【解  説】
暗褐色

暗い褐色、褐色の明度の低いもの全般に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 榛摺 (はりずり) 
 

【色表記】

16進表記【#2e2713】
RGB(46, 39, 19)

【同類語】

榛染、蓁

【由  来】

植物、染色

【解  説】
榛摺

山野に生育する落葉樹の榛の実の黒灰で摺染した黒色に用いられる、榛は橡とともに古くから染色に用いられ、初めは榛の実の熟したものを蒸し焼きにして黒灰を作り、それに膠(にかわ)汁を加えて黒色の摺染を行ったが、後に煎汁と鉄媒染によって黒褐色に染めるようになった。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 榛染・蓁 (はりそめ) 
 

【色表記】

16進表記【#270809】
RGB(196, 166, 93)

16進表記【#2e2713】
RGB(46, 39, 19)

【同類語】

榛摺榛木染(はりのきそめ)

【由  来】

植物、染色

【解  説】
榛染・蓁榛染・蓁

山野に生育する落葉樹の榛の実、樹皮、小枝、葉を煎汁を染重ねただけか、灰汁媒染した黄褐色か、またはその榛の煎汁に鉄媒染した黒褐色の色に用いられる。榛は橡とともに古くから染色に用いられ、最初は榛の実の熟したものから黒灰を作り、榛摺によって黒色を染めたが、後に煎汁に鉄媒染による黒褐色(または灰汁媒染による黄褐色)を染めるようになった。『衣服令』の服色順位で摺染の下におかれている「蓁」がそれであろう。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。