日本の伝統色 黒緑 (くろみどり)
 

【色表記】

16進表記【#333631】
RGB(51, 54, 49)

【同類語】

 

【由  来】

色、色

【解  説】
黒緑

黒に近い緑色を表すための色名で、一般に暗緑色にいうことが多い。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 柳煤竹 (やなぎすすだけ)
 

【色表記】

16進表記【#5b6356】
RGB(91, 99, 86)

【同類語】

 

【由  来】

色・葉、色・植物

【解  説】
柳煤竹

緑味がかった煤竹色に用いられる。柳は緑味がかるの意味である。柳煤竹は、江戸時代の中頃に煤竹に変わり染の一つとして現れたと思われる。また、柳煤竹は中期の頃の色に比べて、後期の色は緑味の明るいものになっている。

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  日本の伝統色 柳煤竹茶 (やなぎすすだけちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#635b44】
RGB(99, 91, 68)

【同類語】

柳煤竹

【由  来】

色・葉、色・植物

【解  説】
柳煤竹茶

煤竹茶が緑味になった色、あるいは柳煤竹が茶色がかった色になる。

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  日本の伝統色 猟虎色 (らっこいろ)
 

【色表記】

16進表記【#635c48】
RGB(99, 92, 72)

【同類語】

猟虎茶

【由  来】

哺乳類

【解  説】
猟虎色

猟虎の毛皮のような、灰味の茶色に用いられる。猟虎は北太平洋の近海に生息するカワウソに似た海獣である。毛皮に由来する色名は江戸時代までほとんどない。

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  日本の伝統色 猟虎茶 (らっこちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#685643】
RGB(104, 86, 67)

【同類語】

猟虎色

【由  来】

哺乳類、色・飲物

【解  説】
猟虎茶

猟虎の毛皮のような、灰味の茶色に用いられる。猟虎色を参照。

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  日本の伝統色 空色鼠 (そらいろねず)
 

【色表記】

16進表記【#8e9aab】
RGB(142, 154, 171)

【同類語】

空色、Sky Gray

【由  来】

天象、色・哺乳類

【解  説】
空色鼠

空色を思わせる薄鼠ということである。

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  日本の伝統色 空五倍子色 (うつふしいろ)
 

【色表記】

16進表記【#736250】
RGB(115, 98, 80)

【同類語】

うつぶしいろ

【由  来】

染色、抽象

【解  説】
空五倍子色

五倍子(ふし)で染めた薄黒い色、あるいは灰色気味の黄色に用いられる。白膠木(ヌルデ)の小枝や茎などに虫が卵を産みつけると、そこが秋になって瘤(こぶ)のような塊になるが、それを五倍子といい、中が空になっているから空五倍子(うつぶし)という。空五倍子はタンニンを多量に含んでいるので、染めた色は薄墨色に近い色になり、凶色とされた。また昔は、既婚者の女性が歯を染めるお歯黒の材料にもなった。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 生壁色 (なまかべいろ)
 

【色表記】

16進表記【#94846a】
RGB(148, 132, 106)

【同類語】

藍生壁、藤生壁、江戸生壁、利休生壁

【由  来】

壁土、建材

【解  説】
生壁色

まだ乾ききらない壁土の、灰味の黄褐色に用いられる。この色名は主に染色の色を表すのに用いられた。江戸中期から後期にかけて、鼠色調の染色の流行があり、生壁色はその一つである。この生壁色を基調色として、藍生壁、藤生壁、江戸生壁、利休生壁などが現れている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 ないき煤竹 (ないきすすだけ)
 

【色表記】

16進表記【#a28d5a】
RGB(162, 141, 90)

【同類語】

煤竹

【由  来】

色・植物

【解  説】
ないき煤竹

『当世染物鑑』に「ないきすす竹 下染むねしるニ而 一ぺん染。少かねくろミかけす すぎてよし。又にいしニ而もよし。」とある。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 小鹿色 (こじかいろ)
 

【色表記】

16進表記【#7e6a4c】
RGB(126, 106, 76)

【同類語】

Fawn

【由  来】

哺乳類

【解  説】
小鹿色

小鹿の体毛のような色、つまり明るい茶色に用いられる。おそらくフォーンの訳語であろう。ほぼ同じ色に、山羊や子牛からのスウェードがある。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 茶気鼠 (ちゃけねず)
 

【色表記】

16進表記【#746b6b】
RGB(116, 107, 107)

【同類語】

茶鼠

【由  来】

色・飲物、色・哺乳類

【解  説】
茶気鼠

わずかに茶の感じのする鼠色である。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。

  
  日本の伝統色 肥後煤竹 (ひごすすだけ)
 

【色表記】

16進表記【#897858】
RGB(137, 120, 88)

【同類語】

煤竹

【由  来】

地名?人名? 色・植物

【解  説】
肥後煤竹

オレンジ色がかった煤竹色に用いられる。肥後は地名か人名かはっきりしない。何々煤竹と称する染色は元禄初年以降に多く現れている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 丁子煤竹 (ちょうじすすだけ)
 

【色表記】

16進表記【#807050】
RGB(128, 112, 80)

【同類語】

丁子煤竹

【由  来】

色・香料、色・植物

【解  説】
肥後煤竹

本来丁子染による色だが、一般にわずかに黒味の黄茶色に用いられる。多くは楊梅などで染められている。丁子を参照。

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  日本の伝統色 媚茶 (こびちゃ) 昆布茶
 

【色表記】

16進表記【#716246】
RGB(113, 98, 70)

【同類語】

昆布茶、藍媚茶、楊梅色

【由  来】

抽象、色・飲物

【解  説】
媚茶

人に媚びるような、なまめかしい色、つまり濃い黄味の褐色に用いられる。この色は楊梅の樹皮の煎汁に鉄媒染による伝統的な染色で、初め昆布茶と呼ばれ、語呂よく洒落た言葉の媚茶がより使われるようになったといわれる。媚茶は『御ひいなかた』(1666)以来、雛形本の小袖の地色にしばしばみられ、天保年間(1830~44)江戸中で流行し、人の気をそそる色としてこの色名が続いている。

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  日本の伝統色 苦色 (にがいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#93866c】
RGB(147, 134, 108)

【同類語】

 

【由  来】

抽象

【解  説】
苦色

赤黒味のある薄茶色に用いられる。『満佐須計装束抄』に「にがいろの薄色うらつきたるは、わかき人」とあり、『装束の合色目』に「苦色表・黒味香・濃香、裏・二藍。また表・濃香、裏・香・濃藍・薄紫」とある。

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  日本の伝統色 白橡 (しろつるばみ)
 

【色表記】

16進表記【#cbb994】
RGB(203, 185, 148)

【同類語】

しらつるばみ、橡

【由  来】

色、果実

【解  説】
白橡

櫟(くぬぎ)の実や梂(かさ)を原料として無媒染で染められた、ベージュ色に用いられる。橡(つるばみ)は櫟の古名、あるいは一位樫という説もある。この橡染に灰汁媒染を行うと黒に近い灰色になり、いわゆる黒橡(平安時代には単に橡)といわれた。『延喜式・弾正台』によると、白橡は公私奴婢や女従に着用が聴(ゆる)されている。一方、禁色の赤白橡や青白橡は橡を用いない色である。

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  日本の伝統色 榛色 (はしばみいろ)
 

【色表記】

16進表記【#bfa46f】
RGB(191, 164, 111)

【同類語】

【由  来】

色、果実

【解  説】
榛色

榛色(はしばみいろ)は色名の一つで、日本の伝統色の一つである。くすんだ赤みの黄色、黄色がかった薄茶色に用いられる。色名は「榛色(ハシバミ属中の1種ハシバミの色)」であるが、実際にはセイヨウハシバミの種子(ヘーゼルナッツ)の色である。

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  日本の伝統色 糞色 (ばばいろ)
 

【色表記】

16進表記【#875b4e】
RGB(135, 91, 78)

【同類語】

 

【由  来】

有機物

【解  説】
糞色

糞のような色、わずかに赤味のオリーブ色に用いられる。ふつう濁ったオレンジや濁った黄色のような汚い色に批判的に使われる。

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  日本の伝統色 桃染 (ももぞめ)
 

【色表記】

16進表記【#f09199】
RGB(240, 145, 153)

【同類語】

桃花褐(つきぞめ)、注:桃色

【由  来】

染色

【解  説】
桃染

桃染とは、美しく咲いた盛りの桃の花の色をさしている。紅花で淡く染めたという説があるが、ここでは、梅の木で染めたと思われる説をとりたい。わずかに褐色味のピンク色に用いられる。桃染は『天智紀』や『衣服令』などの文献に見られるが、紅花が日本の文献上に現れたのは天武天皇(685)のときが初見である。また『延喜式』に「尉はみな皀・・・、衛士は皀・・・、末額は桃染布衫・・・」とある。桃染が中国伝来の高価な紅花染であるとすると、最下級の非常に多人数の制服に用いられたのは不合理である。そのことから古代の桃染の染料は紅花ではないという説に説得力がある。

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  日本の伝統色 桃山茶 (ももやまちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#875b4e】
RGB(135, 91, 78)

【同類語】

 

【由  来】

時代、色・飲物

【解  説】
桃山茶

派手な茶色には、桃山茶という名がつけられている。桃山は、秀吉の時代の派手好みの色という意味である。

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  日本の伝統色 紅柿色 (べにかきいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#a24629】
RGB(162, 70, 41)

【同類語】

濃柿(こきがき)

【由  来】

色・染色、色・果実

【解  説】
紅柿色

赤味がかった柿色に用いられる。とくに赤味の鮮やかに感じられる柿色である。柿色の系統は赤み~黒味の順に、紅柿・濃柿(こきがき)→ 照柿→薄柿 → 水柿 → 洗柿・洒落柿・晒柿(されがき)・本多柿・大和柿 → 柿・柿色 → 渋紙色・柿衣色(かきそいろ)→ 黒柿・本黒柿となります。

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  日本の伝統色 木蘭色 (もくらんじき) 木色
 

【色表記】

16進表記【#c7b370】
RGB(199, 179, 112)

【同類語】

黄橡(きつるばみ)、木色(もくじき)

【由  来】

樹皮

【解  説】
木蘭色

木蘭は、上代の黄橡と同じ色の赤味のオリーブ色という場合と、檜の皮のような紫褐色という場合がある。伝統色名としては出てくるが、その色に実態についてははっきりしない。いずれにしても、僧尼令に見えている色で、僧侶の袈裟の色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 砂色 (すないろ) 
 

【色表記】

16進表記【#dcd3b2】
RGB(220, 211, 178)

【同類語】

Sand

【由  来】

【解  説】
砂色

砂のような赤味の灰黄色に用いられる。より黄味のものも、より灰味のものにもいうことが多い。おそらくサンドの訳語と思われる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 嫩黄色 (どんこうしょく) 
 

【色表記】

16進表記【#e8eaa8】
RGB(232, 234, 168)

【同類語】

 

【由  来】

【解  説】
嫩黄色

草木の若草の薄い黄色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。

  
  日本の伝統色 油色 (あぶらいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#a19361】
RGB(161, 147, 97)

【同類語】

菜種油色

【由  来】

【解  説】
油色

菜種油のような色、つまり鈍い黄色に用いられる。実際の油の色は透明感を伴い、やや赤味や緑味のものと幅広く用いられている。菜種色、菜種油色を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 利休色・利久色 (りきゅういろ) 
 

【色表記】

16進表記【#8f8667】
RGB(143, 134, 103)

【同類語】

【由  来】

人名

【解  説】
利休色

利休の名をつけて、緑味を表すことが多い。利休は安土桃山時代の大茶人、茶道千家の祖である千宗易の号である。利休色は利休好みともいうが、茶道・お茶の色などから発想した名称であろう。商売上、利が休むと困るので、利久とするが、その久は借字である。

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  日本の伝統色 丁子鼠 (ちょうじねず) 
 

【色表記】

16進表記【#746d4e】
RGB(116, 109, 78)

【同類語】

丁子

【由  来】

蕾・香料、色・哺乳類

【解  説】
丁子鼠

丁子がかった鼠色、わずかに茶味の灰色に用いられる。丁子茶の灰味の強いものといえるが、必ずしも丁子で染め出したものではない。丁子を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。

  
  日本の伝統色 梅幸茶 (ばいこうちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#887938】
RGB(136, 121, 56)

【同類語】

草柳

【由  来】

人名、色・飲物

【解  説】
梅幸茶

安永~天明(1772~89)の頃、歌舞伎役者の初代尾上菊五郎の趣好による、灰味の黄緑色に用いられる。梅幸は尾上菊五郎の拝名である。『手鑑模様節用』に「草柳当世通名梅幸茶」とされている。梅幸茶は、名称上では茶の類となっているが、色相は黄緑系統である。当時の流行は浅葱色が全盛であったが、その中で渋みのある萌葱色を打ち出し、代々の音羽屋でも愛用された。彼は京都の生まれであったが、後に江戸に下り、立役として美貌よりも渋い芸で人気を集めた。
染色解説書の『手鑑模様節用』では、草柳という色の別名とされており、茶色と名がつくものの実際は黄緑系の色だった。草柳を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 福寿茶 (ふくじゅちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#887938】
RGB(136, 121, 56)

【同類語】

 

【由  来】

植物、色・飲み物

【解  説】
福寿茶

一説に福寿草の苞葉のような色、わずかに緑味を含んだ茶色に見える色である。福寿草はわが国では正月の飾り花とされるが、福寿はめでたい言葉であり、それに茶色をつけたものであろう。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 呉竹鼠 (くれたけねず) 
 

【色表記】

16進表記【#665d22】
RGB(102, 93, 34)

【同類語】

 

【由  来】

国名、植物、色・哺乳類

【解  説】
呉竹鼠

呉竹のような、緑色気味の鼠色に用いられる。呉竹は中国渡来の竹の一種で、京都御所の清涼殿の庭前にもあり、鼠の中でも呉竹鼠といえば高尚な感じを表す色名となる。

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  日本の伝統色 煤竹茶 (すすたけちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#665d22】
RGB(102, 93, 34)

【同類語】

煤竹

【由  来】

植物、色・飲物

【解  説】
煤竹茶

江戸時代には、粋好みの色として煤竹茶という流行色名が使われたこともある。煤竹を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 利休生壁 (りきゅうなまかべ)
 

【色表記】

16進表記【#333631】
RGB(51, 54, 49)

【同類語】

利休鼠

【由  来】

人名、色・建材

【解  説】
利休生壁

楊梅などで染色している、緑がかったオリーブ色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 黄海松茶 (きみるちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#918754】
RGB(145, 135, 84)

【同類語】

海松茶海松

【由  来】

色、海草、色・飲物

【解  説】
黄海松茶

黄味がかった海松茶、つまり鈍い茶味のオリーブ色に用いられる。江戸中期から後期の染色資料に見えており、海松茶藍海松茶、海松藍(あお)色なども出ている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 菜種油色 (なたねゆいろ) 菜種色
 

【色表記】

16進表記【#a69425】
RGB(166, 148, 37)

【同類語】

菜の花色、菜種色

【由  来】

花、または油

【解  説】
菜種油色

菜種の花のような明るい黄色か、または菜種油のような鈍い黄色に用いられる。混同されやすいので、前者は菜の花色と呼び、校舎は菜種油色と書くことが多い。ただし、菜種の種子を指すことはほとんどない。菜種は油菜のことであり、戦国時代に灯油が荏胡麻(えごま)油から菜種油に変わり、それ以降に日本の春の原風景を彩る菜の花畑は出現した。また、菜種油色は江戸中期頃に裃の色に流行したようである。

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  日本の伝統色 青朽葉 (あおくちば) 
 

【色表記】

16進表記【#ada250】
RGB(173, 162, 80)

【同類語】

朽葉赤朽葉黄朽葉

【由  来】

色、色・植物

【解  説】
青朽葉

緑味の朽葉色、渋みの黄緑色に用いられる。朽葉色には赤朽葉、黄朽葉、青朽葉があるが、平安文学によく見えて、『枕草子』には汗衫(かざみ)は「夏は青朽葉」と記されており、青朽葉は梅雨から真夏の季節に着用したと思われる。朽葉を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 玉子鼠・卵鼠 (たまごねず) 
 

【色表記】

16進表記【#bcad48】
RGB(188, 173, 72)

【同類語】

山吹鼠

【由  来】

鳥・卵、色・哺乳類

【解  説】
玉子鼠・卵鼠

たまごいろがかった鼠色、むしろ鼠色というよりは、黄味のくすんだ色という印象が強い色名である。山吹鼠を参照。

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  日本の伝統色 根岸色 (ねぎしいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#938b4b】
RGB(147, 139, 75)

【同類語】

【由  来】

地名

【解  説】
根岸色

根岸土で上塗りした根岸壁のような色、つまり緑味の灰色に用いられる。根岸土は砂質の上等な上塗り用の壁土をいう。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
   
  日本の伝統色 鶸茶 (ひわちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#8c8861】
RGB(140, 136, 97)

【同類語】

鶸色

【由  来】

鳥類、色・飲物

【解  説】
鶸茶

鶸の羽のような色に茶色味が加わった色である。同じような小鳥からつけられた鶯茶より、明るい色調を指す。江戸中期の雛形本の小袖の地色に見えている。鶸色を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 柳茶 (やなぎちゃ) 威光茶・威公茶
 

【色表記】

16進表記【#a1a46d】
RGB(161, 164, 109)

【同類語】

威光茶

【由  来】

葉、色・飲物

【解  説】
柳茶

柳色に茶をかけた色といっても、鈍い黄緑色程度に用いられる。柳の葉の印象がある色名であろう。『手鑑模様節用』に「威光茶。或いは柳茶ともいふ。」と記され、威公は徳川頼房のことを称したので、威光茶は頼房が好んだ色であろう。柳茶は江戸時代中期によく現れている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 海松藍 (みるあい)
 

【色表記】

16進表記【#918754】
RGB(145, 135, 84)

【同類語】

藍海松茶

【由  来】

海草、色・染色

【解  説】
海松藍

海松色がかった藍色に用いられる。海松色を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 緑黄色 (りょくおうしょく)
 

【色表記】

16進表記【#dccb18】
RGB(220, 203, 24)

【同類語】

【由  来】

【解  説】
緑黄色

やや緑がかった濃い黄色、和辛子のような黄色に用いられる。色名は、黄色に緑が入っているところから、「緑黄色」になったと考えられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 抹茶色 (まっちゃいろ)
 

【色表記】

16進表記【#c5c56a】
RGB(197, 197, 106)

【同類語】

【由  来】

飲物

【解  説】
抹茶色

抹茶のような軽い黄緑色の通称として用いられる。抹茶は茶の新芽を蒸して乾燥させ、臼でひいて粉にしたものであり、粉末の色も湯で溶いた色も白味の黄緑色になる。茶道が一般的に普及して、色名にも用いられるようになった。

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  日本の伝統色 若草色 (わかくさいろ)
 

【色表記】

16進表記【#c3d825】
RGB(195, 216, 37)

【同類語】

Fresh Green

【由  来】

抽象、植物

【解  説】
若草色

新鮮な春の若草の若葉の色を表す色名である。冬のあとには必ず春が巡ってくるような、北国の住人には待ちに待った春の開始を告げる、新鮮な響をもつ色名である。英語ではフレッシュ・グリーンという。

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  日本の伝統色 黄緑 (きみどり)
 

【色表記】

16進表記【#b8d200】
RGB(184, 210, 0)

【同類語】

 

【由  来】

【解  説】
黄緑

黄緑色は、冴えた黄緑を代表する色、あるいは黄と緑の間の色の総称する基本色名として用いられる。

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  日本の伝統色 若芽色 (わかめいろ)
 

【色表記】

16進表記【#e0ebaf】
RGB(224, 235, 175)

【同類語】

Sprout、Spring Bud

【由  来】

抽象、植物

【解  説】
若芽色

若芽のような、薄い黄緑およびわずかに黄味の緑色に用いられる。春の訪れとともに、わずかに色づく新芽のいろをいう。英色名ではスプラウトといい、春の蕾を表すスプリング・バドという色名もある。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 若菜色 (わかないろ)
 

【色表記】

16進表記【#d8e698】
RGB(216, 230, 152)

【同類語】

 

【由  来】

抽象、植物

【解  説】
若菜色

初春に生える菜のような色、春の七草を若菜というが、その明るい黄緑色に用いられる。春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スジシロである。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 若苗色 (わかなえいろ)
 

【色表記】

16進表記【#c7dc68】
RGB(199, 220, 104)

【同類語】

苗色

【由  来】

抽象、植物

【解  説】
若苗色

稲の若苗、田植えの時期の苗の色、新鮮な黄緑色に用いられる。平安時代の襲(かさね)の色目に若苗があり、濃淡の萌黄を表裏とし、この色を着る季節は夏とされている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 藍砥茶 (あいとのちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#5f984d】
RGB(95, 152, 77)

【同類語】

砥茶(礪茶)、沈香茶(殿茶)

【由  来】

色、生活具、色・飲物

【解  説】
藍砥茶

藍色がかった砥茶色、やや鈍く明るい緑色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 青丹・青土 (あおに)
 

【色表記】

16進表記【#99ab4e】
RGB(153, 171, 78)

【同類語】

 

【由  来】

色、土または顔料

【解  説】
青丹

青黒い土のような暗く鈍い黄緑色、または土から作られた緑色顔料の色に用いられる。古代にはすでに、顔料や塗料として用いる青土が産出されており、青土は青丹と書かれるようになり、仏教伝来以後に大陸から岩緑青が伝わると、これも「あおに」と呼んでいたらしいが、使用上でそれまでの青土と岩絵具の緑青とを呼び分けるようになった。ただし、奈良にかかる枕詞の青丹は、緑釉や緑青、丹朱で美しく彩られた宮殿や寺院の緑色と朱色を意味する。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 草色 (くさいろ)
 

【色表記】

16進表記【#7b8d42】
RGB(123, 141, 66)

【同類語】

Grass Green

【由  来】

植物

【解  説】
草色

草の葉のような色、深い黄緑色に用いられる。若草色が、だんだん葉緑素(クロロフィル)を増して濃くなると、草色と呼ばれるようになる。限定された意味においては、深い黄緑や暗い黄緑をいうが、実際に用いられているのは、黄緑系統および黄味の緑系統の色を幅広く指していう。いわば、これらの系統の色の総称として用いられることが多い。英語の草色のグラス・グリーンは最古の色名の一つとされている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 若葉色 (わかばいろ)
 

【色表記】

16進表記【#b9d08b】
RGB(185, 208, 139)

【同類語】

 

【由  来】

抽象、葉

【解  説】
若葉色

木々の若葉のような明るい黄緑色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 夏虫色 (なつむしいろ) 玉虫色
 

【色表記】

16進表記【#cee4ae】
RGB(206, 228, 174)

【同類語】

玉虫色、瑠璃色

【由  来】

昆虫類

【解  説】
夏虫色

夏虫色は玉虫色とも瑠璃色ともいわれている。『枕草子』に「指貫はむらさきの濃き、萌黄、夏は二藍、いと暑きころ、なつむし色したるもすずしげなり」とあり、『枕草子装束撮要抄』に「夏むしのいろしたるとは、るりいろをいふにや」とある。

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  日本の伝統色 鶸萌黄 (ひわもえぎ) 
 

【色表記】

16進表記【#82ae46】
RGB(130, 174, 70)

【同類語】

鶸色浅緑

【由  来】

鳥類、色・飲物

【解  説】
鶸萌黄

鶸色がかった萌黄色、つまり黄味の強い萌黄色に用いられる。『手鑑模様節用』に「ひわもえぎ。古名浅みどり」と記されており、江戸中期頃には広く用いられていたと思われる。『染物早指南』に「鶸萌黄 かや こくにつめて、裏表二へんづつ あいけし」と染色法が書かれている。ただし、雛形本には鶸萌黄の名は見当たらない。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 柳色 (やなぎいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#a8c97f】
RGB(168, 201, 127)

【同類語】

柳葉色柳茶

【由  来】

色・葉

【解  説】
柳色

柳の葉のような明るい黄緑、あるいは黄味の緑色の総称としても用いられる。柳色は平安時代には襲(かさね)の色目や織色にもあり、平安文学にもよく現れている。若葉の柳は春を象徴し、ほのかな紅の桜の花と煙るような柳の若葉の柔らかな取り合わせは、日本の春の最上の景観とされていた。「見渡せば 柳桜を こきまぜて 都ぞ春の 錦なりける」(古今集)とあるように、当時の京都を表現している。後世には柳茶、裏葉柳など色名も出ている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 柳葉色 (やなぎは-ば-いろ) 
 

【色表記】

16進表記【#a7b446】
RGB(167, 180, 70)

【同類語】

柳染

【由  来】

植物

【解  説】
柳葉色

柳の葉のような明るい黄緑、つまり柔らかい黄緑色に用いられる。春の柔らかな柳の葉の色は、桜色とともに日本の春の柔らかな色調を代表する色だった。柳はしばしば緑の形容として用いられることがあるので、柳の葉の色であることを明示する色名として、柳葉色が使われる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。

  
  日本の伝統色 青白橡 (あおしろつるばみ) 菊塵
 

【色表記】

16進表記【#9ba88d】
RGB(155, 168, 141)

【同類語】

あおしらつるばみ、青色菊塵(きくじん)、山鳩色、魚綾

【由  来】

色、染料・果実

【解  説】
青白橡

青白橡は、光線の具合によって、緑色や赤色にも見えるオリーブ系の色である。『延喜式・縫殿寮』によると、青白橡は刈安(黄色)と紫根(紫色)による補色関係に近い色の染色である。また天皇の晴の袍色の絶対禁色の黄櫨(こうろ)に対して、青白橡は天皇の日常の、褻(け)(普段に着る)の袍色であり、天皇の世話をする蔵人や勅許があれば許される禁色であった。平安文学には青色と書かれ、中世になれは菊塵山鳩色魚綾とも呼ばれた。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 青色 (あおいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#9ba88d】
RGB(155, 168, 141)

【同類語】

青白橡(あおしろつるばみ)、菊塵(きくじん)、山鳩色魚綾

【由  来】

【解  説】
青色

現在では、青色は青(ブルー)のことであるが、平安時代には、青色といえば青白橡(あおしろつるばみ)を指しており、単に青といえば植物などの緑の濃い色を指していた。あるいは青色橡を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 軍勝鼠 (ぐんかつねず) 
 

【色表記】

16進表記【#57645a】
RGB(87, 100, 90)

【同類語】

軍勝色勝軍色勝色

【由  来】

抽象、色・哺乳類

【解  説】
軍勝鼠

軍勝色がかった鼠色に用いられる。軍勝色を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 柳鼠 (やなぎねず) 
 

【色表記】

16進表記【#c8d5bb】
RGB(200, 213, 187)

【同類語】

 

【由  来】

色・葉、色・哺乳類

【解  説】
柳鼠

柳の緑を含んだ鼠色に用いられる。江戸時代の低彩度の流行色は、「何々茶」と「何々鼠」のに系統に呼び分けられているが、一般に渋み暖かみの色は茶、柔らかくクールな色は鼠の名で呼ばれている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 裏葉柳 (うらはやなぎ) 裏柳
 

【色表記】

16進表記【#c1d8ac】
RGB(193, 216, 172)

【同類語】

裏柳、裏葉

【由  来】

【解  説】
裏葉柳

柳葉の裏葉色、柳葉よりさらに白味の色に用いられる。裏柳・裏葉柳と呼ばれ、江戸末期の色見本帳に見えているが、染色法や流行記事は見当たらない。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 山葵色 (わさびいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#a8bf93】
RGB(168, 191, 147)

【同類語】

 

【由  来】

香辛料、植物

【解  説】
山葵色

ワサビのような、鈍い緑色に用いられる。ワサビはアブラナ科の多年草であり、その根茎をすりおろして香辛料とする。山葵色は柔らかい緑の印象があり、近世の色名であろう。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 老竹 (おいたけ) 
 

【色表記】

16進表記【#769164】
RGB(118, 145, 57)

【同類語】

煤竹、老緑

【対  語】

若竹

【由  来】

抽象、植物

【解  説】
老竹色

老竹のような年を経た竹の色、つまり鈍い緑色に用いられる。若々しくみずみずしい若竹色や青竹色に対して、老竹はそれらより灰味の色といえる。青竹は江戸中期の染色にあらわれ、煤竹は江戸時代を通じて広く用いられたが、老竹は若竹とともに明治になっての色名と思われる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 沈香茶・殿茶 (とのちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#526f55】
RGB(82, 111, 85)

【同類語】

注:礪茶(とのちゃ)

【由  来】

香料、色・飲物

【解  説】
沈香茶

沈香茶は灰味の青緑色に用いられる。沈香茶は、江戸時代前期から染色されており、『手鑑模様節用』には「当世御めしおなんどの。うすいいろなるを殿茶といひ出したる事。殿のひびきより御召のうらぎぬと。案をつけたるまでにて。べつにしさいなし。もつとも、一とう通用の名にはあらず」とある。沈香は熱帯産の香木の伽羅(きゃら)のことで、木に品種が多く水に沈む材もあり、色も黒、赤などの系統があるが、沈香茶はその黒沈香に由来すると思われる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 軍勝色 (ぐんかついろ) 
 

【色表記】

16進表記【#415546】
RGB(65, 85, 70)

【同類語】

勝軍鼠、(かち・かつ)、勝軍(かつぐん)色

【由  来】

抽象

【解  説】
軍勝色

わずかに緑味の青色に用いられる。軍勝色の意味ははっきりしないが、勝軍色という色名もあり、中世の勝色に由来する色であろう。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。

  
  日本の伝統色 藍摺 (あいずり) 
 

【色表記】

16進表記【#3c5245】
RGB(62, 82, 69)

【同類語】

山藍摺、青摺

【由  来】

染色

【解  説】
藍摺

藍による摺染の色、つまり鈍い青緑色に用いられる。万葉集に「山藍もち摺れる衣着て」とあるように、神代より摺れる衣といわれるほど古い時代から利用された。このように古くは山藍摺であったが、後に蓼(たで)藍を用いたものと思われる。しかし、原始的な手法なので染色は劣悪で早く廃れたが、神事用の衣服の染色としては後代まで用いられた。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 山藍摺 (やまあいずり) 
 

【色表記】

16進表記【#38635d】
RGB(56, 99, 93)

【同類語】

藍摺、青摺

【由  来】

植物、染色

【解  説】
山藍摺

山藍による摺染の色、つまり灰味の青緑色に用いられる。山藍摺は、山藍の葉の青汁を白布に摺つける染色であり、『万葉集』に「山藍もち摺れる衣着て」とあるように、非常に古くから利用された染色方法であるが、原始的な染法で堅牢ではなかったため、早く廃れてしまった。しかし神事用の衣服の染色には、後代まで用いられた。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。