日本の伝統色 灰黄緑 (はいきみどり) 
 

【色表記】

16進表記【#e6eae3】
RGB(230, 234, 227)

【同類語】

 

【由  来】

色・色

【解  説】
灰黄緑

灰色がかった黄緑色に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 白土 (しらつち) 
 

【色表記】

16進表記【#e6eae3】
RGB(230, 234, 227)

【同類語】

しらに・はくど、白堊(はくあ)、堊(あ)

【由  来】

【解  説】
白土

白土は、白陶土と同質のもので真土(まつち)ともいい、その白い土の色をいう。白土の化学成分は珪酸アルミニウムであり、中国では古くから壁や陶器の白い釉丹利用されている。わが国でも法隆寺金堂の壁画の素地に上塗りされ、また白色顔料として用いられている。白土は堊とも書かれ、それは堊(白く塗り上げること)と土の合せ時である。

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  日本の伝統色 酸化チタン (さんかチタン) 
 

【色表記】

16進表記【#f8fbf8】
RGB(248, 251, 248)

【同類語】

Titanium White

【由  来】

顔料

【解  説】
酸化チタン

酸化チタンはチタニウム・ホワイトの白色顔料に用いられる。ギリシア神話で天と地を父母として生まれた、大力のタイタン(チタン)の名を持つ金属元素からつくられた最も白い顔料であったが、第一次世界大戦後、たちまち現代の白を代表する白色顔料として普及した。

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  日本の伝統色 真珠色 (しんじゅいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#fffff1】
RGB(255, 255, 241)

【同類語】

Pearl

【由  来】

貝類

【解  説】
真珠色

真珠のような色、白に近い灰色にいうことが多い。白とほとんど同じような明るい色であるが、光の干渉からさまざまな微妙な色を含み、明るく複雑な光沢を持った真珠のような質感の灰白色に用いられる。

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  日本の伝統色 白銅色 (はくどういろ) 
 

【色表記】

16進表記【#fffff1】
RGB(255, 255, 241)

【同類語】

 

【由  来】

金属

【解  説】
白銅色

白銅のような明るい灰色に用いられる。もちろん実際の白銅の色は金属的光沢がある。

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  日本の伝統色 蕎麦切色 (そばきりいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#d4dcd6】
RGB(212, 220, 214)

【同類語】

 

【由  来】

食物

【解  説】
蕎麦切色

蕎麦切のような色、ごくわずかに黄味の明るい灰色に用いられる。蕎麦切とは、我々が現在普通に食している蕎麦のことである。

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  日本の伝統色 薄雲鼠 (うすくもねず) 
 

【色表記】

16進表記【#d4dcda】
RGB(212, 220, 218)

【同類語】

白鼠

【由  来】

天象、色・哺乳類

【解  説】
薄雲鼠

明るい鼠色の美祢に用いられる。白鼠を参照。

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  日本の伝統色 枯野色 (かれのいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#d3cbc6】
RGB(211, 203, 198)

【同類語】

枯色枯草

【由  来】

抽象

【解  説】
枯野色

薄くベージュがかった白に用いられる。枯草の色というより、冬枯れした山の色、また、枯山水の石の色をいう。

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  日本の伝統色 錫色 (すずいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#b5c0c9】
RGB(181, 192, 201)

【同類語】

錫紵(しゃくじょ)

【由  来】

金属

【解  説】
錫色

錫のような色に用いられ、銀色に近い色である。天皇が親族の喪に服するときに着用された色を錫紵といわれたように、錫色は鈍色の高級な表現である。

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  日本の伝統色 水色鼠 (みずいろねず) 
 

【色表記】

16進表記【#98aec1】
RGB(152, 174, 193)

【同類語】

 

【由  来】

色・水、色・哺乳類

【解  説】
水色鼠

水色を思わせる薄鼠に用いられる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 青袋鼠 (せいたいねず) 
 

【色表記】

16進表記【#929fa7】
RGB(146, 159, 167)

【同類語】

藍気鼠

【由  来】

顔料、色・哺乳類

【解  説】
青袋鼠

水色味の薄鼠色に用いられる。『染物秘伝』には「青袋鼠 もみ出し豆汁三返。水ご弐返。但しもみ出シに少し墨を加へ。水色の通り出来上がるをさへ右之返り。、又方下藍ニ而染懸上ニ うす鼠豆汁ニテ ヲサエ是もよし。」とある。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。</font /></font />
  
  日本の伝統色 潤色 (うるみいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#c8c2be】
RGB(200, 194, 190)

【同類語】

 

【由  来】

潤朱

【解  説】
潤色

青黒く、あるいは赤黒く濁って、はっきりしない色に用いられる。

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  日本の伝統色 利休白茶 (りきゅうしらちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#b3ada0】
RGB(179, 173, 160)

【同類語】

利休茶利休鼠

【由  来】

人名、色

【解  説】
利休白茶

利休色がかった白茶、つまり緑味のベージュ色に用いられる。千利休は桃山時代の大茶人であるが、利休の活躍した時代からかなり後の江戸中期以降に、利休のつく色名が打ち出された。その名は抹茶の色の連想、あるいは利休好みとい格調ある意味もこめられて、利休の名を借りた流行色名と思われる。利休白茶が染められるようになった時期は定かでないが、文化・文政頃に流行した白茶の一つであろう。

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  日本の伝統色 嵯峨鼠 (さがねず) 
 

【色表記】

16進表記【#c5bda5】
RGB(197, 189, 165)

16進表記【#8f6769】
RGB(143, 103, 105)

【同類語】

 

【由  来】

地名、色・哺乳類

【解  説】
嵯峨鼠嵯峨鼠

茶色がかった鼠色に用いられる。嵯峨鼠は王朝文化のゆかりの地にちなんで、渋い上品なという意味を含んだ美称である。

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  日本の伝統色 茶鼠 (ちゃねず) 
 

【色表記】

16進表記【#a99e93】
RGB(169, 158, 147)

【同類語】

鼠茶江戸鼠嵯峨鼠

【由  来】

色・飲物、色・哺乳類

【解  説】
茶鼠

茶味をおびた鼠色に用いられる。江戸時代中期から染色物などの色に、何々茶または何々鼠という色名があらゆる色域に氾濫したが、その二大流行色名を合体させた色名が茶鼠である。その反対の鼠茶という色名もあり、その違いは美妙である。また、茶味の鼠系の色には、江戸風の江戸鼠、王朝文化ゆかりの嵯峨鼠などがある。

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  日本の伝統色 胡桃染 (くるみぞめ) 
 

【色表記】

16進表記【#a58f86】
RGB(165, 143, 134)

【同類語】

胡桃色

【由  来】

植物

【解  説】
胡桃染

山野に自生する胡桃の実の皮、樹皮、根の皮などの煎汁と灰汁により染色された、美妙な明るい灰黄褐色をいう。染料には樹皮の方が多く用いられる。胡桃は、天平時代には染紙に用いられており、奈良・平安時代には一般の衣の染色には行われなかったようだが、『延喜式・弾正台』で因獄司の物部の刀の緒の色になっており、『延喜式・縫殿寮』では飼鷹者の衫(さん)の色とされている。

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  日本の伝統色 鼯鼠色 (むささびいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#7c6c66】
RGB(124, 108, 102)

【同類語】

 

【由  来】

哺乳類

【解  説】
鼯鼠

むささびのような色、わずかに茶味の明るい灰色に用いられる。

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  日本の伝統色 江戸鼠 (えどねず) 
 

【色表記】

16進表記【#928178】
RGB(146, 129, 120)

【同類語】

茶鼠

【由  来】

地名、色・哺乳類

【解  説】
江戸鼠

江戸好みの鼠色、茶色味の鼠色に用いられる。江戸鼠は、江戸茶と同様に、江戸好みの鼠色のことであり、江戸中期以降に現れたと思われる。茶鼠を参照。

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  日本の伝統色 生壁鼠 (なまかべねず) 
 

【色表記】

16進表記【#836a5c】
RGB(131, 106, 92)

【同類語】

生壁色

【由  来】

色・建材、色・哺乳類

【解  説】
生壁鼠

生壁の鼠色、ごくわずかに黄味の灰色に用いられる。いわゆる生壁色よりも、一層灰味の感じられる色である。生壁色を参照。

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  日本の伝統色 煤色 (すすいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#887f7a】
RGB(136, 127, 122)

【同類語】

 

【由  来】

 

【解  説】
煤色

煤のような色、つまりごくわずかに黄赤味の暗い灰色に用いられる。

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  日本の伝統色 丁子茶 (ちょうじちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#b4866b】
RGB(180, 134, 107)

【同類語】

丁子

【由  来】

蕾・香料、色・飲物

【解  説】
丁子茶

薄い茶色に用いられる。本来は丁子染による茶色であるが、実際には同色調のものを楊梅などで染め出すことの方が多かった。丁子を参照。

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  日本の伝統色 信楽茶 (しがらきちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#c18772】
RGB(193, 135, 114)

【同類語】

 

【由  来】

地名・陶器、色・飲物

【解  説】
信楽茶

信楽の焼物のような白茶をいう。茶道や茶道具は江戸時代には高尚な趣味であったが、信楽の焼物も多く愛用された。やはり上品な茶色の美祢といえる。

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  日本の伝統色 柴染・柴色 (ふしぞめ・ふしいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#b28c6e】
RGB(178, 140, 110)

【同類語】

しばぞめ、柴色

【由  来】

染色・植物

【解  説】
柴染

柴は山野に生ずる小さい雑木のことである。栗、楢、樫、櫟などタンニン物質を含んだ樹皮や柴木を染料とした、黒褐色や黒系の染色を総称している。柴は古代では「ふし」と読まれる。灰汁と鉄媒染の両方を使って染めていた。

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  日本の伝統色 宗伝唐茶 (そうでんからちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#a16d5d】
RGB(161, 109, 93)

【同類語】

宗伝茶

【由  来】

人名、国名、色・飲物

【解  説】
宗伝唐茶

唐茶を少し黒ずませた赤味の褐色に用いられる。宗伝はこの色を染め出した京の染師の名前である。宗伝唐茶は、宗伝茶とも呼ばれ、天和(1681~84)の頃から雛形本にしばしば現れている。「唐」は唐国伝来の事物に添える語であるが、転じて舶来のとなり、憧れの対象からさらに新しいとか美しいという美祢になった。

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  日本の伝統色 朱土生壁 (しゅどなまかべ) 
 

【色表記】

16進表記【#915847】
RGB(145, 88, 71)

【同類語】

生壁

【由  来】

土、色・建材

【解  説】
朱土生壁

赤味のオリーブ色に用いられる。江戸後期に楊梅と朱土で染めたものと考えられる。

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  日本の伝統色 砺茶・砥茶・礪茶 (とのちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#9f6f55】
RGB(159, 111, 85)

【同類語】

注:沈香茶(とのちゃ)

【由  来】

砥石、色・飲物

【解  説】
砺茶

礪(との)とは金物の研ぎ始めに用いる粗砥(はやと)と呼ばれる砥石のことで、礪茶はその色に因んだ茶褐色に用いられる。この染色は江戸前期から行われており、小袖雛形本の地色や西鶴の『好色一代男』(1682)に「十五六なる少人の、との茶小紋の引つかへし。かのこ繻子のうしろ帯」見える。この時代には、これとは別の色の「とのちゃ(沈香茶)」と称する灰味の青緑色がある。

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  日本の伝統色 紫土 (しど) 
 

【色表記】

16進表記【#753035】
RGB(117, 48, 53)

【同類語】

紅柄(ベンガラ)

【由  来】

顔料

【解  説】
紫土

紫味をおびた濃い赤褐色の赭土に用いられる。紫土は、古代では天然産の赤鉄鉱を用いたが、後世では赤土を焼いて作り、インドの地名からベンガラとも呼ばれた。赤土系の顔料は水分の含有量が多いと黄褐色になり、少ないと赤褐色になる。紫土は最も水分の少ない濃い赤褐色で、紫味をおびているが、紫を表す顔料ではない。

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  日本の伝統色 紫檀色 (したんいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#5c2d36】
RGB(92, 45, 45)

【同類語】

Rosewood

【由  来】

【解  説】
紫檀色

紫檀の材のような色、つまり赤味の暗い茶色に用いられる。紫檀は熱帯に産するマメ科の常緑高木で、材は堅く、日時をかけて磨けばますます美しい色となるため、高級家具材に使用されている。紫檀色は、そのようにわずかに紫味をおびて見える色をいうが、ローズウッドの訳語と思われる。

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  日本の伝統色 煎茶色 (せんちゃいろ・せんじちゃいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#8c6450】
RGB(140, 100, 80)

【同類語】

煎じ茶染

【由  来】

飲物

【解  説】
煎茶色煎じ茶色

飲料の煎じ茶のような緑味の少ないオリーブ色に用いられる。この色は煎じ茶で染めたから煎じ茶染ともいう。江戸時代の「茶」という色には、煎じ茶から出た赤茶系と碾茶(ひきちゃ)から出た緑茶系があるが、関西では赤茶系統の色を指していることが多い。

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  日本の伝統色 都鼠 (みやこねず) 
 

【色表記】

16進表記【#8e655f】
RGB(142, 101, 95)

【同類語】

御召鼠

【由  来】

地名、色・哺乳類

【解  説】
都鼠

都鼠は、上品で雅やかな感じの鼠色を表している。鼠色の美祢である。

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  日本の伝統色 銀煤竹 (ぎんすすたけ) 紀州茶
 

【色表記】

16進表記【#856859】
RGB(133, 104, 89)

【同類語】

煤竹金煤竹、紀州茶

【由  来】

金属、色・植物

【解  説】
銀煤竹

煤竹色の少し淡い黄褐色に用いられる。銀は白味がかる意味に、金は黄味がかる意味に使われる。煤竹色は江戸前期からみられ、元禄の頃から何々煤竹とバリエーションは増えてくるので、銀煤竹や金煤竹もその頃に現れたと思われる。銀煤竹は紀州候愛好の色だったことから、紀州茶ともいわれ、また一説には、宗佐所好ともいわれている。なお、銀煤竹は享保(1716~36)の頃に小袖の色に流行したようである。

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  日本の伝統色 金煤竹 (きんすすたけ) 
 

【色表記】

16進表記【#7c5b0c】
RGB(124, 91, 12)

【同類語】

銀煤竹煤竹黄枯茶

【由  来】

金属、色・植物

【解  説】
金煤竹

黄味がかった煤竹色、つまり金色がかった黒味の茶色に用いられる。金は黄味がかるの意味で、金茶よりいくらかくすんだ色合いである。『染物重宝記』には「金煤竹といふハ。黄から茶の事」と出ている。

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  日本の伝統色 沈香色 (じんこういろ) 
 

【色表記】

16進表記【#815731】
RGB(129, 87, 49)

【同類語】

香色、伽羅色(きゃらいろ)、沈香茶

【由  来】

香料

【解  説】
沈香色

沈香属の香木のような色にも市いられる。沈香は古来珍重されてきた香木であり、上質のものは堅く重く水に沈むとのことで沈香といわれ、その際高級品を伽羅といわれる。香色よりももっと濃い茶色であったとされる。

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  日本の伝統色 昔唐茶 (むかしからちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#61462e】
RGB(79, 70, 46)

【同類語】

唐茶

【由  来】

時代、国名、色・飲物

【解  説】
昔唐茶

昔唐茶は、唐茶に比較して黒味の強い茶色に用いられる。『西鶴織留』に「帯はむかしからちゃの繻子の一幅物」とある。

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  日本の伝統色 渋茶 (しぶちゃ)
 

【色表記】

16進表記【#715c23】
RGB(113, 92, 35)

【同類語】

 

【由  来】

抽象、色・飲物

【解  説】
渋茶

渋みの多い茶色に用いられる。『七番日記』(文化12年)に「柴の戸や 渋茶色なる きりぎりす」とあるり、『当世染物鑑』に、「しぶちゃ 下ぞめ ももかわ くろミ 大ぶんかけ。そのうへを いしばい ミずうすくかけてよし。」とある。

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  日本の伝統色 市紅茶 (しこうちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#5c4f2c】
RGB(92, 79, 44)

【同類語】

媚茶

【由  来】

人名、色・飲物

【解  説】
市紅茶

市紅好みの色、つまり黒味がかった濃い緑味の茶色に用いられる。市紅は江戸時代の歌舞伎役者の市川市紅であり、媚茶のような色を好んで用い、その色が市紅茶として愛用された。『守貞漫稿』によると、「又 京坂ニテ 芝翫茶 璃寛茶 市紅茶 江戸の路考茶 梅幸茶等ハ 文化 文政 天保頃ノ 芝居俳優ノ名ニテ 当時行レ婦女ノ用タル由ヲ聞ク」とある、

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  日本の伝統色 新斎茶 (しんさいちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#5c4f2c】
RGB(92, 79, 44)

【同類語】

千歳茶(せんざいちゃ)、仙斎茶(せんさいちゃ)、千歳緑

【由  来】

人名?、色・飲物

【解  説】
新斎茶

黒味の濃い青茶色に用いられる。新斎茶も仙斎茶も千歳茶の借字と思われ、千歳緑から千歳茶ができ、千歳緑より茶がかった色である。『当世染物鑑』に、しんさいちゃ 下染ちくさいろ。其うへ ももかわニ而 ニへんそめほしあげ。くろミ大ぶんかけすすぎてよし」とある。

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  日本の伝統色 吾亦香 (われもこう) 
 

【色表記】

16進表記【#251219】
RGB(37, 18, 25)

【同類語】

 

【由  来】

【解  説】
吾亦香

吾亦香の花のような赤紫色に用いられる。茜草と紫草の根を用いて染色した色であり、深緋のこととも思われる。平安文学の『狭衣物語』や『栄華物語』などに現れる。

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  日本の伝統色 茶微塵茶 (ちゃみじんちゃ) 
 

【色表記】

16進表記【#29221d】
RGB(41, 34, 29)

【同類語】

 

【由  来】

色・飲物、色・哺乳類

【解  説】
茶微塵茶

非常に細かい格子や縞の織物によく使われた茶色である。

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  日本の伝統色 黒橡 (くろつるばみ) 
 

【色表記】

16進表記【#544a47】
RGB(84, 74, 71)

【同類語】

、注:黄橡

【由  来】

色、果実

【解  説】
黒橡

橡による鉄媒染した色で、黒に近い灰色に用いられる。橡は櫟(くぬぎ)あるいは一位樫の古名といわれ、奈良時代には鉄媒染した橡染を単に橡と呼び、灰汁媒染した橡染を黄橡と呼んだ。それに対して、平安時代には灰汁媒染した橡染を単に橡と呼び、鉄媒染した橡染を黒橡と呼んだ。だから『令義解』や『万葉集』にみえる橡黒衣や橡の衣は、黒橡のほうであり、平安文学では「黒橡の袍」とか「黒橡の御小袿」などと表している。橡を参照。

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  日本の伝統色 椎鈍色 (しいにびいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#836364】
RGB(131, 99, 100)

【同類語】

鈍色

【由  来】

樹皮・果実、色・抽象

【解  説】
椎鈍色

椎の木の樹皮または果実で染めたグレー系に用いられる。鈍色はグレイッシュな色を表す色名である。古代には鈍色を染めるのに椎が多く使用されたと思われ、椎で染めた場合にいくらか紫味の鼠色になるようである。

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  日本の伝統色 憲法 (けんぽう) 
 

【色表記】

16進表記【#543f32】
RGB(84, 63, 50)

【同類語】

けんぼう(兼房)、憲法染、吉岡染

【由  来】

人名

【解  説】
憲法色

吉岡憲法によって考案された染色、ややオリーブ味の暗い茶色に用いられる。吉岡憲法は足利家の兵法師範の吉岡剣法の始祖として、あるいは京都の染匠として名高い。江戸初期に、楊梅だけで染めた黒い茶色を考案し、後に藍下染の上に楊梅で黒茶を染めたといわれ、また一説には、櫟(くぬぎ)の実などタンニン質の多い煎汁を鉄媒染によって布に定着させる染め方を、代々吉岡家に伝わる秘伝とされた。その茶色は広く愛用され、特に暗い色を憲法黒(茶)といった。

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  日本の伝統色 涅色 (くりいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#554738】
RGB(85, 71, 56)

【同類語】

 

【由  来】

染色・泥土

【解  説】
涅色

涅は水の底に澱む黒い土のことで、古代には泥土による原始的な染色も行われていたといわれる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 檳椰子染 (びんろうじぞめ) 
 

【色表記】

16進表記【#433d3c】
RGB(67, 61, 60)

【同類語】

檳椰子黒

【由  来】

染色・植物

【解  説】
檳榔子染

熱帯産シュロ科の檳椰子の実の煎汁と楊梅皮の煎汁を絹に引き染し、さらに鉄漿を引き、その工程を繰り返した黒染の黒に用いられる。あるいは楊梅(やまもも)皮、柘榴(ざくろ)、五倍子(ふし)の煎汁で染めることも多かった。京都では柘榴を使用せず、楊梅皮を代用するのがふつうである。また、下染に藍染を施すことによって美しい黒色となる。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 橡鼠 (つるばみねず) 
 

【色表記】

16進表記【#49492b】
RGB(73, 73, 43)

【同類語】

橡墨染

【由  来】

果実、色・哺乳類

【解  説】
橡鼠

鉄媒染の鼠色に用いられる。近世になると橡鼠という色名もあり、鼠色の一種として認識されるようになったのである。を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 藤煤竹 (ふじすすだけ) 
 

【色表記】

16進表記【#5a5359】
RGB(90, 83, 89)

【同類語】

煤竹

【由  来】

色・花、色・植物

【解  説】
藤煤竹

藤色がかった煤竹色、つまり赤味の灰紫色に用いられる。この染色は江戸前期から行われたが、この他に煤竹色のバリエーションが多くあり、元禄~宝永の頃の染色本や雛形本に見えており、煤竹系統の色は当時馴染み深い色だったと思われる。

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  日本の伝統色 紅消鼠 (べにけしねず) 
 

【色表記】

16進表記【#524748】
RGB(82, 71, 72)

【同類語】

紅納戸

【由  来】

色、抽象、色・哺乳類

【解  説】
紅消鼠

紅の匂いを消した鼠の意で、暗い赤紫味の灰色に用いられる。紅消鼠は江戸後期の何々鼠の一つであるが、紅掛何々に比べて紅消何々と称する色名は少ない。また、紅消鼠は古名を紅納戸ともいわれた。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 似紫 (にせむらさき) 
 

【色表記】

16進表記【#513743】
RGB(81, 55, 67)

【同類語】

本紫

【由  来】

抽象、色・植物

【解  説】
似紫

紫根を用いて染める本紫に対して、蘇芳・藍などを用いて染めた代用染めの紫をいった。わが国の紫色は伝統的に紫根によるものであったが、紫根染の紫根は高価であり、染色法は大変難しいところから、紫根染の紫の使用が庶民に禁制となり、新しい簡便な紫色の染色法を開発したものといえる。同様の理由で、本紅の代用染の似紅、桃色の代用染の似桃色も行われた。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 紫烏色 (しうしょく) 
 

【色表記】

16進表記【#2a2223】
RGB(4, 34, 35)

【同類語】

 

【由  来】

色・植物、鳥類

【解  説】
紫烏色

烏の羽のような色、つまりごくわずかに紫味の黒色に用いられる。光沢を伴った紫黒色にいうことが多い。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。

  
  日本の伝統色 黒鳶 (くろとび) 
 

【色表記】

16進表記【#432f2f】
RGB(67, 47, 47)

【同類語】

鳶色紫鳶紅鳶、藍鳶

【由  来】

色、鳥類

【解  説】
黒鳶

鳶色をさらに暗くした色に用いられる。この色は江戸前期の小袖雛形本の地色に見られるが、他の紫鳶、紅鳶、藍鳶などが染色されるのは中期以降になる。『反古染』によると、黒鳶は享保(1716~35)の頃、黒や黒媚茶とともに小袖に流行し、また安永(1772~80)の頃、黒鳶が帯に流行したようである。

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  日本の伝統色 赤墨 (あかすみ) 
 

【色表記】

16進表記【#3f312b】
RGB(63, 49, 43)

【同類語】

墨色

【対 語】

青墨

【由  来】

色料

【解  説】
赤墨

赤味のある墨色に用いられる。墨色を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 黒紅 (くろべに) 
 

【色表記】

16進表記【#302833】
RGB(84, 40, 51)

【同類語】

黒紅染、黒紅梅

【由  来】

色、色・植物

【解  説】
黒紅黒紅梅

赤味の紫黒色、あるいは黒紫の濃いいろに用いられる。黒紅染は本来、下地に紅染をし、その上に檳椰子で黒味を掛けたものであるが、多くは蘇芳染の明礬媒染による下染である。この染色は江戸前期から、豪華な小袖の地色の愛用されていて、黒紅は黒紅梅あるいは略して黒とも呼ばれた。『手鑑模様節用・婚礼本式衣服の事』に「若し略して白を用ひざる時は・・・・地黒、地あか、地白とかさね用ゆべし。地黒はくろ紅梅といふ色にて、婦人第一のはれとす。・・」とある。

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  日本の伝統色 椋実色 (むくのみいろ) 
 

【色表記】

16進表記【#1e1222】
RGB(30, 18, 34)

【同類語】

 

【由  来】

果実

【解  説】
椋実色

椋の熟した果実のような黒色に用いられる。光沢がなく、わずかに紫味の感じられる色にいうことが多い。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 橡 (つるばみ) 
 

【色表記】

16進表記【#302833】
RGB(84, 40, 51)

【同類語】

黄橡黒橡

【由  来】

果実

【解  説】
橡橡

黒に近い灰色、または黄味の茶色に用いられる。橡は櫟(くぬぎ)の古名(いちい樫というせつもある)といわれ、その実や梂(かさ)を原料として染めた色を橡といった。奈良時代から平安時代初めの橡は、橡の煎汁に鉄媒染した黒に近い灰色をいい、大伴家持の「くれないの うつろふものぞ つるばみの なれにし衣に なお若かめやも」などと詠まれた。平安時代になると、橡はその煎汁に灰汁媒染による黄褐色をいい、鉄媒染による橡は黒橡といわれた。

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  日本の伝統色 檳椰子黒 (びんろうじくろ) 
 

【色表記】

16進表記【#20231f】
RGB(32, 35, 31)

【同類語】

檳椰子染

【由  来】

染色・植物、色

【解  説】
檳椰子黒

熱帯産シュロ科の檳椰子の実の煎汁と楊梅皮の煎汁を絹に引き染し、さらに鉄漿を引き、その工程を繰り返した黒染の黒に用いられる。また、下染に藍染を施すことによって美しい黒色になる。檳椰子染を参照。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 薩摩御納戸 (さつまおなんど) 
 

【色表記】

16進表記【#3e4346】
RGB(62, 67, 70)

【同類語】

薩摩納戸、御召御納戸

【由  来】

地名、色・蔵

【解  説】
薩摩御納戸

藍御納戸より緑味の色に用いられる。『染物早指南』に「さつま御納戸、下そめ空色、かや鉄醤酢」とある。御召御納戸もほぼ同じ色調をしている。

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京都市染色試験場発行の「日本の色名」を引用しています。
  
  日本の伝統色 湊煤竹 (みなとすすだけ) 
 

【色表記】

16進表記【#3f4d41】
RGB(63, 77, 65)

【同類語】

煤竹

【由  来】

地名、色・植物

【解  説】
湊煤竹

水色がかった茶味の薄鼠色に用いられる。湊色は淡い藍染の色である。

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  日本の伝統色 青墨 (あおずみ) 
 

【色表記】

16進表記【#28282e】
RGB(40, 40, 46)

【同類語】

墨色

【対 語】

赤墨

【由  来】

色料

【解  説】
青墨

青味の墨色に用いられる。

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