盃・杯(さかずき/はい/ほいのし) 
  

 杯(はい)はサカズキというが、酒を注ぐ器からきている。しかし酒に限らず、液体を注ぐ器はむかしはすべて「坏」=ツキといった。ところが紋章のほうでは、ときにホイノシともいう。これは杯の子がなまったものという。
 紋形は盃形と足つきのグラス形(ホイノシ)だが、紋章としては、どちらも杯紋という。使用家は、橘氏流の山中氏ほか。

 

参考資料 講談社「家紋と家系辞典」他

     

三つ重ね盃

三つ盃

杯(ほいのし)

杯に水

三つ杯

     

丸に隅切り角に盃

三つ重ね杯

丸に三つ重ね杯

丸に尻合わせ三つ盃

細輪に三つ盃

     

    

杯に水

    
    

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