帯解きの祝い・・・付紐をとった本裁ちのきものを着て、初めて帯を締めて祝う儀式です。
七歳女児の祝い着
・きものは、体に合わせて、肩上げ、おはしょり、または腰揚げをした友禅模様の絵羽つけや総柄の友禅模様を用意します。
・襲は、縮緬や綸子の赤やピンクの紋織り無地か鹿の子絞りの無垢仕立てにして揃えるのが正式ですが、子供にとっては比翼仕立てのほうが楽です。
・長襦袢は、前身頃から衿をかき落とす四つ身裁ちで、袖は無双袖、裾は引き返し、裄と着丈は長めにして肩揚げ、腰揚げをしておきます。
・帯は、つくり帯より丸帯を用いて可愛らしくし、帯締めは、綿織りなどの丸ぐけか紅白の組みひもを用います。帯揚げ赤い鹿の子絞り、しごきを結んで筥迫をはさみます。
・草履は畳表のぽっくり(木履)か布製のものがよいでしょう。